今年はキノコが豊作だと仰っていたのは何処の何方でしたかのぅ?初っ端、早生のキノコが多少出たものの、その後キノコが見当たらないんだけど?
メディアが揃って「キノコ豊作」と大げさに煽るものだから、キノコ採りの人間の多いことといったらアナタ、林道は車であふれ返っております・・・が、
その殆どのビクは空っぽのようで、「キノコが豊作だと~っ!?一体誰がせった(言った)んだ?責任者出てこい!」ってな表情が印象的ですなぁ。
そんな悪条件の中、たまたま珍しいキノコが採れたんでアップしてみた。それが下の画像で、向かって左が表題のコウタケで右がクロカワだ。
コウタケ(香茸)とクロカワ
クロカワは昨年食してみたが、コウタケというキノコはこれまで食ったことがない。そこで、今回物は試しと、クロカワと一緒に食ってみようかなと。
湯でてポン酢で食おうと煮たところ、お湯がキノコのアクで真っ黒になるんだものねぇ。それに加え薄気味悪いこの姿、「食うには勇気がいるな」
クロカワは一寸苦みがあり、スライスした切り身はアワビに似てコリコリとした食感がグッド、だが、コウタケの旨さはそれ以上の正に絶品。
あたしゃ、これまでマツタケを含めた色々なキノコを食ってみたが、コウタケは、「うんめぇ!!!」の言葉以外見つからない程衝撃的でしたなぁ。
食レポは苦手だが、歯ごたえのあるねっとりとした食感が舌に絡み、噛む毎にグルタミン酸系の旨みが湧き出ると言えばお分かりかしらん?
来年はマツタケ採りを少々控え、コウタケハンターとしてデビューするべか?と迷うほどに、まっこと、コウタケ恐るべしであるよのぅ。