一昨日の日曜日、富山県生地ヘイカ釣りに行って参りました。前回のリベンジを込めての釣行だが、サテ、その釣果は?
この日は天気も良く波も穏かで、正に絶好の釣り日和。この好天気が吉と出るか凶と出るか、イカちゃんのみぞ知るであるな。
この日のポイントは、岸に近い水深50~120m
オイラ今回は気合が入っております。というのも、前回の惨敗を受け、最強の仕掛を持参しているのね。→
「仕掛は買ったが・・・」
それを知った会長N氏「オイ!自分だけ爆釣するような仕掛を持って行くんじゃねぇよ!」とチクチクとやるけれど、「ダメ、却下」
現在竿頭連勝中のS氏 「 やっぱ貫禄が違うわな」
釣りを始めて数分後、アチコチでヤリイカやスルメ(ムギイカ)が次々と上がるも、どういう訳かオイラの竿はウンともスンとも反応無し。
こりゃ困ったぞと、うろたえつつ、あれやこれやと試していると、「何やってんだ!」だの「そんな仕掛じゃダメだ!」だのと船頭が怒鳴る。
オイラの釣り座は、S氏とN氏に挟まれた中間で、これが又おっかない船頭の目の前ときたもんだお客さん。
挙句、「リールの巻上げが遅い!」「モタモタするな!」との船頭の連続口撃に、ジェントルマンのオイラもついに切れちまった。
「うるへぇ!黙って聞いていりゃ散々文句を垂れやがってよぅ、そんなにごちゃごちゃ言われりゃ、面白くも何ともないわい!」
「こんなくそ面白くない思いをしてまで釣りたかねぇ、止めた、止めた!」と、怒りに任せ、仕掛を回収したオイラでした。
これにはさすがの船頭も驚いたのか、「そんなに怒るなよ、一杯でも多く釣らしてやろうと思ったから、悪気は無いんだよ」と謝った。
怒りの収まらないオイラ「そりゃ獲物は多い方が良いに決まっているが、こっちは楽しく釣りてぇんだ!少し黙ってろ!」
「悪かった、もう言わないから、気分を直して釣りをして頂戴」と言いながら、「この仕掛を使って」と船頭手製の仕掛を手渡してくれた。
やっぱプロの船頭の仕掛ですなぁ。これが釣れるの何のって、出足が遅れたにも関わらず、皆さんの釣果に徐々に追いつき始めたオイラです。
N親びんと、その後方は舎弟のTちゃん1号&Kちゃん
「釣果はどうだったって?」ヤリイカ・スルメ(ムギイカ)混じりで、トップは、Kちゃん?とS氏?で、凡そ50杯前後ですかな?
その他諸君は、それぞれが20~40杯という結果で、因みにオイラはヤリイカ・ムギイカが半々の38杯だけど、「それが何か?」
ということで、あの~、その~・・・、結果論から申しますと、素人のオイラが考えた仕掛では釣れなかったと、まぁそういうことです。
「仲間を出し抜こうなんて邪まなことを考えたのが、そもそもの原因だ」と、N会長を始め皆さんに笑われるし、
最"強"仕掛と自信を持って望んだ仕掛が、実は最"凶"仕掛であったと云うお粗末なお話・・・大きく「反省」
夜露P苦!