ごしょらくさん

後生楽的爺さん、我が道を往く

カミさんと姉親子をキノコ採りに連れて行く

2016-09-30 17:40:27 | field and mountain
自分だけ一人で遊んでいる訳にはいかんので、本日、カミさんとカミさんの姉親子2人をキノコ採りに連れて行った。

基本、キノコ採りは一人の方が気楽でいいんだが、後々のことを考えると、たまにはカミさん孝行をしておかないとね。

足取りが重そうなカミさん

不思議な形のキノコ 名前は知らない

タヌキノチャブクロ

カミさんの姉親子は、これまでキノコ採りをやったことが殆ど無いらしく、山の中を歩く姿が誠にぎごちない。

「ホラ、ココにキノコがあるから採って」と言っても、「何処、何処?」とキョロキョロするばかりで、足元のキノコに気づく気配がない。

その内、慣れてきたのか、自力で探せるようになったが、全くの初心者にショウゲンジを採れと言っても難しいかも知んない。

ショウゲンジ(コムソウ)は、表面にポッコリと顔を出すことが少なく、枯葉を持ち上げるように地中に隠れていることが多い。

そのため、地面の盛り上がりを探すのだが、これはかなり慣れていないと難しい。逆に言うと、先行者がいても取り残しがある確率も高い。

その後、ウラベニホテイシメジ、サクラシメジ採りにシフト。これ等のキノコは割と探しやすいんで、姉親子はそれなりに採った模様。

初心者を案内するこちらも疲れるが、恐らく、姉親子はかなり疲れたに違いない。今晩、自宅へ帰った途端、バタンキミューであるかな?



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万事ほどほどに・・・

2016-09-29 16:46:35 | field and mountain
霧雨でガスる森


君は、霧雨でガスる薄暗い森の中へ、たった一人で入って行く勇気はあるか? 俺はある。


その僅かな勇気があるかないかが、マツタケに会えるか会えないかの分かれ道である。


勇気の証、マツタケ様


かのX氏は、オイラが躊躇するような更にその奥山へも平然と分け入って行く。


従って、X氏の収穫量はオイラの何倍も多く、その量たるや半端ではない。


その奥は、更にガスっている


X氏の如く、更にその奥へと分け入って行く勇気が君にはあるか? 俺には無い。


だから・・・引き返す。


昨年に続き、長野市近郊で、今年もマツタケ採りでの遭難事故が起きたようだ。


人間欲をかくとろくなことが無い。何事も、万事ほどほどが丁度宜しいのである。



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えぼをつるマツタケ

2016-09-29 09:41:42 | daily happenings
マツタケの人工栽培技術はかなり進んでいると聞くが、知るところでは、依然として完璧な人工栽培は未だに確立されていないようである。

最近「マツタケも焦るシモフリなんたらかんたら・・・」というCMを目にするが、マツタケ様は、「別に焦ってもいないし~・・・」と困惑していた。

マツタケの人工栽培が確立されていない今、「麻呂を引き合いに出すようなCMは是非止めて欲しい」ともマツタケ様は仰っていた。

万物の霊長を持ってしても人工栽培が未だに不可能なマツタケ、その謎に満ちたマツタケに纏わる実体験の一端を語ってみよう。

そもそも、誰が言いだしたかは知らんが、万物の霊長などという思い上がりは、人類の驕り以外の何物でもないんだが・・・

以前、地中に顔を出す前のマツタケを如何に採るかと書いたが、ある時、余りにも小さいんで、採らずにそのまま大きくなるまで待っていたことがる。

執拗に手で触れたことが原因でもあるか、3日ほど待ち、もうそろそろ収穫しようとしたんだが、不思議なことに、その後全く成長していないのだ。

幼菌に触れた3日後のマツタケ 成長の兆し無し

その昔、オイラがまだ少年だった頃、手で触れたセミやカブト虫の幼虫は奇形になってしまったとの記憶が甦り、何やらその状景に似ている。

セミやカブト虫同様、マツタケにしても、成長する前にヒトの手で触れるとふて腐れてしまうのか? 因みに、ふて腐れるを、おらほでは"えぼをつる"と言う。

オイラ、科学者でも何でもないんで、マツタケが本当に"えぼをつった"かどうかは不明だが、いずれにしても不可思議な現象である。



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稲刈り横目にお山へ

2016-09-28 14:54:56 | field and mountain
本日、以前から約束していた友人Sとのキノコ採りである。場所は我が家の裏山ということで、必然的にオイラが水先案内人ということであるな。

キノコ採り(ウラベニホテイシメジに限る)の適期は何時かという判断は、オイラが目安としているのは、その場所の稲刈り~脱穀の時期である。

理由は二つあり、一つは、この時期に採ったという過去の実績。二つ目は、これはかなりセコイ考えだが、地元の人は農作業で忙しく山に入らないからだ。

自然界というものは案外意地悪なもので、山菜・キノコ採りとなると、田植え・稲刈りといった農作業の一番忙しい時期と重なるのである。

ある者にとってはラッキーなことが、ある者にとってはアンラッキーなことになり、自然界の法則は必ずしも全てに対し平等ではないんだな。


Sとウラベニホテイシメジ

Sの成果の一部

折しも、おらほでは、今まさに稲刈りの真っ最中。今年は天候が悪く大分苦戦しているようだが、そんな中、悪いなぁと思いつつ、稲刈り横目にお山へと。

ところが、バチが当たり、オイラ達がアンラッキーの部類に組み込まれでもしたのか、目論んでいた割に収量が今一でガックリだ。

昼少し前、雨が降ってきたんで予定より早めに終了ということになったが、それでも二人合わせて少し大きめのダンボール箱一つ採れた。

「選別・処理が大変だから、余り沢山採ってこないで頂戴」とSはカミさんに釘を刺されていたようだから、まぁ。これ位で良しとしよう。



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山キノコで賑わう道の駅

2016-09-28 14:48:36 | daily happenings
長野市信州新町、国道19号線沿いの「道の駅、信州新町」 では、今が旬の様々な山キノコが大量に並べられ、店内を賑わせている。

ウラベニホテイシメジ、サクラシメジ・・・馴染みのあるキノコに混じり、コレが食用か?というようなオオイチョウダケという巨大なキノコまで様々だ。

店頭に並ぶ地元産山キノコ

でぃすいず きんぐ おぶ きのこ 

どのキノコも、生産者が山を駆け巡り採取した物で、良品のみを揃え店頭に並べるまで、生産者はさぞかし大変であったであろうと推測する。

店頭に並べるとなると、それなりの良品でなければならないからで、採取したキノコの何分の一かは売り物にならない物も多いのである。

良品以外は採らないように心掛けているオイラでも、いざ選別となると、「何でこんな物採ってきたんだ?」と思う不良品がかなり混じる。

自然の物であるから、姿・形が不揃いで当たり前だが、商品となるとそうはいかないようだ。生産者の大変さは、キノコ採りを熟知した者のみぞ知るである。


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