これまでお気楽に生きてきたオジさんだが、アスパラ栽培が引き金になったのかどうか、以来農業に目覚め、連日目が回る程忙しい。
農業というものは、はっきし言って儲からないが、やろうと思えば次から次へと作業が待っていて、そのため疲れて遊びに行こうという気も起きない。
だが、キノコ採りとなると話は別で、いくら疲れていようがこればかりは何が何でも行かねばならないのだ。で、今年もその季節がやって来た。
イグチ(おらほではジコボウ) ※ 食用
イグチの群生
このところ気温も随分と下がり、適当な降雨と共に今年はキノコの当たり年であるような予感。キノコ仲間も口を揃えそのように仰るから嬉しいねぇ。
最近知り合った知人にK氏という男がおり、この方も三度の飯よりもキノコ採りが好きときていて、その上、キノコの鑑別に詳しいから頼りになる。
このK氏、明らかに毒と分かるキノコは別にして、食用かどうか鑑別できない少々危ないキノコは、自ら食って人体実験をするといった特技をお持ちである。
流石に危ないキノコをバクバクと喰らうのは躊躇うらしいが、少量ずつ食えば問題は無いと豪快に笑うけれど、まっ、オラにはそんな真似出来ねわ。
従って、今年のオイラの目標は、これまで採るのを躊躇していた怪しいキノコを全部この方に食べて頂き、食用か毒かを見極めて頂きましょうかな。
但し、いきなり笑いだしたり泡を吹いたりとか、下痢でPPとなってもあくまで自己責任で、当方一切関知致しませんので、その辺のところ、ヨ・ロ・ピ・ク。