孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

人気者マメ

2023-05-08 07:42:05 | 2歳から

ゴールデンウィーク中に、恒例の「一族大集結」がありました。

長男家族4人、次男家族5人、長女家族3人、計12人がわが家にあつまってきます。

食事の手配や段取りなど(その他もろもろ)、総合プロデューサーのわたしは相当な負担感。

「いやだなあ」「逃げ出してしまいたいなあ」と思いつつ、何とか一日を乗りきります。

『明るくほがらかなばあば』をニコニコと演じながら。

 

さてこの日、マメが意外な人気を博しました。

半袖半ズボンの夏服すがたのマメを見て、ふたりの嫁さんたちが大盛り上がり。

「手首に輪ゴムがはまってるみたい、かわい~い!」

「太もものむちむち感がすごい、かわい~い!」

マメのぷくぷくした赤ちゃん体型が魅力だったようです。

ふたりはぺたぺたとマメに密着。

そこに息子たちも加わり、しまいには孫の中二男子まで近寄ってきました。

「ほんとだ、ぷにぷにして気持ちいいねー」と。

 

とつぜんのアイドル人気に、こそばゆい表情のマメ。

3歳~7歳のお姉ちゃんたちにも遊んでもらい、大はしゃぎでハイテンションの一日となりました。

 

それを見て感慨深かったわたしです。

「ようやくここまで来たなあ」と。

 

2年まえの今ごろ、新生児マメの「小耳症」を知った息子や嫁さんたち。

『あ~あ、やっちまったなぁ』という内心の思いが、手に取るようにわかりました。

ぐずでのろまで、自分の面倒をみるだけで精いっぱいの**(ちゃん)が障害児を育てる?

育てられる? いや育てられないでしょ。

 

その後、娘とマメの周囲には何とも言えない「アンタッチャブル感」のバリアが張りめぐらされ...。

昨年8月に両耳難聴をカミングアウトしたあとは、そのバリアはさらに強化され...。

話題にしたら悪い、みたいな...。

(これって全部、わたしの被害妄想かもしれないけど。)

 

それがいま(正月につづき)、マメは「ふつうに成長している2歳児」として認知され、受け入れられている。

うれしいです、とてもうれしいです。

マメってね、本当に可愛くて賢い子なんだよ。

これからも、マメの成長をよく見ててね。