ゴールデンウィーク中に、恒例の「一族大集結」がありました。
長男家族4人、次男家族5人、長女家族3人、計12人がわが家にあつまってきます。
食事の手配や段取りなど(その他もろもろ)、総合プロデューサーのわたしは相当な負担感。
「いやだなあ」「逃げ出してしまいたいなあ」と思いつつ、何とか一日を乗りきります。
『明るくほがらかなばあば』をニコニコと演じながら。
さてこの日、マメが意外な人気を博しました。
半袖半ズボンの夏服すがたのマメを見て、ふたりの嫁さんたちが大盛り上がり。
「手首に輪ゴムがはまってるみたい、かわい~い!」
「太もものむちむち感がすごい、かわい~い!」
マメのぷくぷくした赤ちゃん体型が魅力だったようです。
ふたりはぺたぺたとマメに密着。
そこに息子たちも加わり、しまいには孫の中二男子まで近寄ってきました。
「ほんとだ、ぷにぷにして気持ちいいねー」と。
とつぜんのアイドル人気に、こそばゆい表情のマメ。
3歳~7歳のお姉ちゃんたちにも遊んでもらい、大はしゃぎでハイテンションの一日となりました。
それを見て感慨深かったわたしです。
「ようやくここまで来たなあ」と。
2年まえの今ごろ、新生児マメの「小耳症」を知った息子や嫁さんたち。
『あ~あ、やっちまったなぁ』という内心の思いが、手に取るようにわかりました。
ぐずでのろまで、自分の面倒をみるだけで精いっぱいの**(ちゃん)が障害児を育てる?
育てられる? いや育てられないでしょ。
その後、娘とマメの周囲には何とも言えない「アンタッチャブル感」のバリアが張りめぐらされ...。
昨年8月に両耳難聴をカミングアウトしたあとは、そのバリアはさらに強化され...。
話題にしたら悪い、みたいな...。
(これって全部、わたしの被害妄想かもしれないけど。)
それがいま(正月につづき)、マメは「ふつうに成長している2歳児」として認知され、受け入れられている。
うれしいです、とてもうれしいです。
マメってね、本当に可愛くて賢い子なんだよ。
これからも、マメの成長をよく見ててね。