Sydney Yajima


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郵政改革

2011-01-15 11:59:29 | 世界情勢
アメリカが、正月早々、日本に郵政改革を求めた。

郵政改革とは、郵便貯金のことである。
日本は、古来 災害が多い。
地震、台風など、日本人の遺伝子には、それらの災害への備えをしなければならない漠然とした不安を常に抱えており、その遺伝子が貯蓄国家として、巨大な郵便貯金を作り上げた。その金額は150兆を超える。

この巨大なキャッシュは、じっと動かず、手堅く運用されている。

では、なぜ? アメリカはその郵政改革を求めてくるのか?

はっきりした結論から言おう。
当たり前の話だが・・・
アメリカは、日本のために求めているのではなく、アメリカの利益のために求めているのである。

アメリカの利益と郵貯がどうかかわっていくか?
私は、こう考える。

例えば・・・
郵政が民営化になるとする。
とうぜん、日本電電公社がNTTになったように、株が上場される。
株が上場されたとき、その株は、アメリカが買うことが出来る。
それは、アメリカの政府からどんどん金を借りられる大きなファンド会社に限られる。
たとえば、ゴールドマン サックスやJPモーガンなどだ。
彼らはなるべく安く、大量に買う方法を考えるだろう。
株を売りこし、一時的に値を下げて買い取るという古典的な方法が考えられる。
ハイテクとスーパーコンピューターを駆使して 最終的に、郵政を手に入れてしまうか、影響力のある程度まで 株価を手に入れる。

それによって、郵便局は大株主のアメリカから、様々な意見を出され、社長は何度も交代させられ、最後には、バラバラに解体されて、スクラップ業者に売られる。
もちろん郵貯などは、アメリカのジャンク債権に替えられるだろう。




洪水 そして 感動

2011-01-15 08:38:11 | フリーメーソン
ブリスベンに多くのオーストラリア人が集まっている。
ボランティアだ。
彼ら、彼女ら・・・はどこからともなく集まり、行列を作って (そう文字通り 箒やモップを持った 軍隊行進のようだ!)無言で掃除を始めた。

この姿を見て、感動しない人間はいないだろう。

これこそが、オーストラリアン スピリットだ。

隣人が困っていると 必ず手助けをする。

私の妻が 赤ん坊を育てているとき、階段を昇降するとき、見知らぬ人がすっと手を出して助けてくれたことが何度もあったという。
私自身、若い頃、車がオンボロですぐ故障したけれど、見知らぬ人が路肩に停まっている私を助けてくれたことが何度もあった。

隣人が困っていると、すっと助ける。
今、そういう善意のオーストラリアンが、ブリスベンのストリートを掃除している。
自分たちの街なんだから、みんなで力を合わせて助け合い 盛り立てていこう。いつまでも下を向いてはいられない。

環境にとりくむ

2011-01-15 07:41:55 | 世界情勢
台風や洪水という、環境問題にすぐ結びつく問題は、そのときだけ議論の対象になるが、すぐに忘れ去られてしまう。
喉もと過ぎれば・・・である。

今、静かに しかし 確実にもっと気持ち悪い背後に忍び寄る問題がある。
それは、ある一定の生物がいきなり大量死する問題だ。

たとえば・・・
ここ10年でミツバチが減っている。
それも、いきなり巣箱に帰ってこなくなるというもので、蜂蜜業者は悲鳴を上げている。
原因は、様々に言われているが、結局は よくわからない。

ミツバチは、蜂蜜を取るのに欠かせない生物だが、それだけではない。
花に実を結ぶ重要な役割を担っている。

もし かりに・・・
世界中のミツバチがある日いなくなってしまえば、人類は3年で絶滅するということを、知っているだろうか?
そして、その恐怖は、現実に起こりつつある。