Sydney Yajima


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食料品高騰

2011-01-18 03:09:51 | 世界情勢
去年の12月には、すでに食料品の高騰が話題になっていた。
理由はいくつかある。
ひとつには、オイル価格が上がったことで、同時に肥料もあがり、また代用エネルギーとしてのエタノールの需要も上がり、そのエタノールの生産のために必要なとうもろこしの価格も上がった。
また、自然災害がそれを後押しする。
今回のクィーンズランドの水害で、オーストラリアの様々なフルーツ、しょうが、トマト、野菜がすでに上がっている。
今後、その価格は、肉、乳製品などにも伝播していき、いずれ 不況になる。
どのエコノミストも、今回のクィーンズランドの石炭輸出ストップによる影響で、大不況がやってくると信じている。
さらには、荒れたインフラへの整備による費用、そのための増税も予想されるので、大不況は、かなり長い期間、オーストラリアを覆うことになる。
この影響は、中国にもあるはずで、特に、騰がった石炭価格や、食料価格は、一般の人々の生活を圧迫することになるだろう。

日本への影響は、限定的だ。
すでに食料品価格はドルベースで考えると高く、世界的なインフレの波は、デフレに苦しむ日本にとっては、むしろ歓迎するべき追い風になるからだ。

ただ、経済以外に眼に見えない恐怖がある。

たとえば、地震だ。

私はこれから 3年以内に日本にかなり大きな地震がくるのではないかと思っている。
地球の気温が上がると、地震エネルギーの活動が活発になり、地震がおきやすくなるという相関関係は随分前から学者が指摘している。

今の洪水も、大雪問題も、水が増えているという基本があり、その水がどこから来るのか?といえば、海からの蒸発というシステムで 水が今のように、蒸発しやすくなっているということは、つまるところ気温の上昇と密接にかかわりがあるということになるから、地震が起こる可能性も高くなっているという結論になる。

地震が関東地方でM7以上のものが起これば、日本経済は麻痺してしまう。
1923年 関東大震災があった。当時の惨状写真集
今 何も問題のないときに、準備をしておいてほしい。
Xディーは必ず 貴方の背中に忍び寄ってきている。