Sydney Yajima


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日本にとって

2011-01-24 21:24:48 | 世界情勢
輸出・輸入
貿易はどちらも、活発であれば、商社は喜ぶ。
商社は、日本の国が、利益を出そうとも、損をしようとも、構わない。
要するに 間が抜ければそれでいいし、ビジネスは、その中間マージンのことなので、それが国の根幹を揺るがすようなことであっても、ぜんぜん困らない。

例えば、日本の食料自給率は低いが、多くの食料品を海外から、輸入していることによって1億2千万の人民が生きていける。
生きていくためには、世界中から食料を買いまくる必要があり、そのおかげで、商社は潤う。

大局的に立って言えば、人間の三大 必要条件 衣食住は、政治のあり方で、いつでも解決できる。
本来は、政治というものは、この三大必要条件を満たすということに、フォーカスするべきであって、国民全体がその三大必要条件にみじんの不安も抱かなくなったときに、成功しているといえるはずだ。
政治は、三大条件を満たすことなく、個々に、国民を不安がらせるようなことばかりしているから、日本の国の幸福度は、案外世界的に重要な経済の地位を、占めているにもかかわらず、低いのだ。

グラフを見てもらいたい。

日本にとって、私たちのお客さんは誰で、逆に私たちがお客さんなのは、誰かが汲み取れるだろう。
中国と私たちは、長く付き合えば付き合うほど、損をすることになる。
よく、中国は巨大なマーケットになり、我々のものを買うことになるから、長期的に中国を育てることは プラスになるという議論がある。
正しいのか、誤った議論なのか、それは今の段階では どちらともいえない。
もし、将来は我々の利益になるという人がいれば、では、どういう保障が彼にできるのか?と聞きたい。おそらく彼の希望的観測は、彼の頭の中で考えたことであって、現実にそうなるという保障はできないだろう。
分かっていることだけで言うならば、今 現在の瞬間値で言えば、日本は損をしている。
中国と深く付き合って、儲からないのは 日本だけではない。
世界のどの国も、そうなのだ。
なぜなら、中国は中央集権で、すべての力はそこに集まり、決して他国の意見に耳を傾けることは泣く自分たちの利益のためにのみ行動するからだ。
当たり前の話で 世界の利益のために、あるいは他の国の人々に幸せを・・・と考えて行動するのは、あるていど 偽善ができてそのなかで酔いしれることができる国民・・・つまり日本やアメリカに限られている。中国はもっと現実的だ。

それでも、日本は幸せならそれでいいと考えるなら、政治家はとてもシンプルになる必要がある。
つまり、日本の国民の幸せだけを考えることの出来る人になる必要だ。
それは、衣食住。
それを誰一人の例外もなく、例えば、今日2011年1月24日現在、すべての国民がその 憲法で謳われている基本的人権の尊重をきちんと配分されているかどうかを、検証し、そして もしそうでないと感じるならば、全身全霊を持ってそれに当たるべきだということである。
衣。
すべての国民が、清潔な服を着ているか。
食。
すべての国民が、何の不安もなく食事をしているか。

すべての国民が、乾いたベッドとシェルターを持っているか?

この三つをきちんとやれば、あとのことは、大したことはない。
そのためには、食料の自給率も高める必要があるし、住宅事情も見直しをしなければならないだろう。

さらに複雑な防衛や、医療、それに、防災や経済が、大きな問題になってくるかもしれない。が、まずは三大必要事項をきちんと、した上の話だ。
年寄りが、食うに困って賽銭泥棒をして、刑務所に入りたがるような世の中だ。
だから、景気もよくならないのは 自明の事実なんだ。