Sydney Yajima


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中 長距離 ミサイルについての考察

2011-01-21 03:36:04 | 世界情勢
あまり セクシーな話題でもないし、流行でもなければファッショナブルでもないが。
北朝鮮とイランが 水面下で協力して 太いパイプを築いてミサイルと核爆弾の開発を進めている。
ジョージ ブッシュが 悪の枢軸という言葉を使い、彼らに鉄槌を下すと宣言してから、随分と経った。
ブッシュが去り、バラク オバマが中間選挙を終えて、中国という新しい冷戦の相手と対峙している今、中 長距離ミサイルについて考察してみることは、日本だけではなく、イスラエルやヨーロッパはもちろん、アメリカにとっても 重要なことではないだろうか。

北朝鮮やイランという国々について 言えることは、普通の我々の言葉を彼らは理解できないか、どこかもっと離れた我々の常識を超えた向こう側にいると言うことだ。
韓国と北朝鮮の過去の交渉を見て これがまるで 永遠に続くラットレースのように、まとまりも結論も出ないまま、破談と絶望とわずかな希望的観測の繰り返しだ。

いまさら驚くことではないけれど、核爆弾を製造しその脅威を相手にちらつかせてプレッシャーを与えながら、交渉したがっているということは、一旦 確実に彼らが核爆弾を持つと より 強硬姿勢を打ち出してくるであろうことは 明白なのである。
我々に残されている選択とは、彼らに なんとか核爆弾の製造を 遅らせてもらえるように 時間を金で買い取るということしかないのか、それとも ほかに良い知恵がなかったためなのか、人道的援助と称して 常に、金や食料を放出してきた。

その結果、どうなったのかといえば、別に何かの友好的な糸口が見えてきたわけでもなく、また、スパイや破壊活動(現在 東京で次々に行われているテロ活動について、新聞やマスコミは、覆い隠しているが、もちろん、GSMをはじめ多くの賢い市民たちは脅威を感じている)がますます活発になってきているだけである。

こうしてマスコミが覆い隠すことによって、一体 どれほど 市民活動を営む私たちにとって 利益があるというのだろうか?

インテリジェンスとは、衛星、諜報、あるいは暗殺などを秘密裏に行う機関のことで、それを行うことは、自国を守るか、自国の利益になるために行われるべきことである。
それが、正しいことだとか、ずるく汚い方法であるなどという議論は ここでは好まない。
私の言いたいことは、それを世界中の機関が今現在も、ありとあらゆるところで行っていて、東京ももちろん重要なターゲットになっているということだけである。

今 中国の首脳がアメリカに行き、アメリカから報道の自由を認めよということを言われているが、一体 日本にはどのくらい (きちんとした)報道の自由が認められているのだろうか?
我々の市民生活の安全にとって、より重要な報道は果たして どのくらい為されているのだろうか?

例えば地下鉄のゴミ箱から 有毒ガスが出たとして、一体 どのくらいの日本人が それが、ごみとごみの偶然の化学反応から出たなどという放送を鵜呑みに信じると思うのだろうか?
あるいは 駐車場に停めてある自動車が いきなり爆発したら、それは、何だろう?

同じことが テルアビブで行われたら、確実に 陸軍が出てきて、徹底的に捜査を始める。
もはや 警察の域を超えたビジネスだからだ。

北朝鮮の話に戻そう。
北朝鮮は 中 長距離ミサイルの販売を通じて 利益を得ている。
アメリカの元CIAの マイケル ハイデンは、北朝鮮がビジネスをする際、たった二つだけの条件を提示してくると言っている。
「払えるか?」ということがひとつ
「秘密を守れるか?」ということが
ふたつめだ。

北朝鮮にとってのビジネスの相手は中東だ。
特にイランは重要な顧客だ。

2006年の地下核実験では、イランからのオブザーバーが来ており、2007年の1月のテレグラフ紙では、イランが独自の地下核実験を行うために北朝鮮から技術者の協力を 依頼している話なども 出ている。

シリアとイラン、そして北朝鮮という三つの国々が、それぞれお互いの持つものを持ち寄り そして自分たちの野望のために行動を起こしている今、中国のイランへの販売という第4の選択肢が増えてきていることを、われわれはどのくらい 自覚しているだろうか?

中国が、領土拡大の野望を持っていることは 明らかで、その領土拡大の対象は、アメリカの持つ覇権を奪っていくことにある。
アメリカは日々、台湾 グアム 沖縄の三大拠点に緊張状態を感じており、それは遠くハワイまでを中国の領海としたいと中国海軍が目指していることに脅威を感じている。
2010年国連がイランへの締め付けを アメリカとともに同調した6月。中国だけが、反対、それを押し切って自分たちはイランと友好関係を結んでいる。

中国を中心として、イラン、北朝鮮ラインができあがっている今、我々にとっての脅威は、深刻だ。
中国が6カ国協議で協調したいと言っているのは、北朝鮮の崩壊にともなう難民が押し寄せてくることを避けたいというだけの理由だ。
時間稼ぎで、そのための対策を講じているとしか考えられず、都合よく中国にとって、動く運びになることを今は期待して時間稼ぎをしているだけである。

中国は聡い。

いずれ 自分たちの思うとおり・・・東は、ハワイまでをコントロール下に置くという野望のために、様々なテストを小刻みに出しながら、日本やアメリカの反応を見ているのである。
そのためにイラン、北朝鮮という国々を、刺激しつつ しかし決して手放さないで自分たちの仲間として 利用しているのだ。







ビクトリア州

2011-01-21 03:13:50 | Weblog
ビクトリア州に大きな被害が出始めている。
これは、鉱区などもあり、今後様々な問題が出てくるだろう。

鉄鉱石と石炭の価格は一応期間的に決められており、契約によって売買されるため、スポット価格などの影響は今のところ無いようにみえるが、今後少なく見積もっても3割は値上がりするし、供給自体に不足がでるかもしれないので、今年の終わりごろには、中国の生産ラインにも影響が出ると思われる。