「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

二つのティータイム

2013年03月19日 | 日記
少し前に「これとても美味しいのよ」とコーヒー豆をいただきました。
すぐに飲まなかったのは、コーヒーミルがなかったからです。
お店で、買い物をしたついでに、挽いてもらえば良いのですが、
それもせずに冷凍庫の中に入れたままでした。
今日は買い物の途中で急に思い立ち、
ビックカメラのポイントでミルを手に入れました。

美味しい挽きたてのコーヒーが飲める嬉しさと、とてもよい匂いに負けて、
焼き立てのパンまで買ってきてしまいました。
そして、休日の買い物を済ませた後のティータイムは、
焼き立てのレーズンパンと挽きたてのコーヒーで、幸せな時間を過ごしました。
こんなことで明日からまた頑張ろうなんて思えるのですから、安いものですね。
カップはお気に入りの伊万里です。

  

私にはティータイムが二つあります。
一つはお抹茶、一つはコーヒーです。


お稽古でお茶を飲むことが多いので、
ことさら一人でお茶を点てていただくことはあまりないのですが、
それでも時々、準備ができてお稽古の方をお待ちするひと時、
時間の余裕があると、一点前しながら頂くことがあります。
一日穏やかに過ごせるような気持ちになります。

そして、お稽古が少し早く済んだ時などは、
お湯をすぐに片付けずに、一人でお点前をして一服ということもあります。
気になっていることを自分で確かめてみたりします。

これはこれでとてもゆったりする時間ですが、
私にとってお抹茶を頂く時は、完全なオフタイムにはならないのかもしれません。
常にお稽古のことばかり考えている生活になってしまったからでしょうね。

それに比べるとコーヒータイムは、全くのオフを味わえます。
さあのんびりしようかなと思う時は、コーヒーを淹れます。
お抹茶はどうしても姿勢を正して、すっと頂いてしまいますが、
コーヒーは本を読みながらでも、テレビを見ながらでもいただけますからね。

抹茶のテイータイムは、私を浄化させてくれるようですが、
コーヒーのティータイムは、私を限りなくリラックスさせてくれるようです。