ちょっと秋らしい、過ごしやすい一日でした。
夜のお稽古はエアコンを止めて、涼しい風を感じながらできました。
道具の銘も、今日は「虫の音」とか「武蔵野」「十六夜」など、
すっかり秋を感じさせてくれました。
「十六夜」といえば今年の中秋の名月は、九月十九日ですね。
その週は月見団子でも作って、皆さんと楽しもうと思います。
「十六夜」は「いざよい」と読みますが、
満月から1日たった十六夜の月は、
まるで出てくるのをいざよっている(ためらっている)ようだと、
この呼び名が付けられたと言われています。
ちょっと月の呼び名をいくつか紹介しますね。
十七日の月を「立待月」
「いまかいまかと立って待つうちに月が出る」からだそうです。
十八日の月を「居待月(いまちづき)」
立待月よりもさらに遅く出る月はって待つには長すぎるので
「座って待つ月」なのだそうですよ。
さらに十九日の月を「寝待月(ねまちづき)」
出てくるのが遅すぎて寝て待つ月になってしまいました。。
いずれにしても昔の日本人はお月様の出るのが、
本当に待ち遠しかったのですね。
なかなかそんな時間の持てない現代人。
せめて名月のころくらいは、
月の出を待つような風流な時間が持ちたいですね。
そんな時は「月見酒」もいいと思いますが(=^・^=)
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