「昨日道具屋さんの近くまで行ったので寄ったら、ついほしくて買ってしまったので、
今日これでお茶をいただきたいのだけれど」
そういってお茶碗を持って久しぶりにお稽古に来た友人。
五月はお誕生日でもあるし、今年の前半にはいろいろあって、
自分にとっては節目の年になったので記念に手に入れたのだということです。
早速薄茶で、せっかくなので「茶碗荘リ」のお点前などして、
記念のお茶碗で一服いただきました。


織部釉のかかった柳に燕の、これから楽しめる御茶碗です。
彼女らしいお茶碗を選んだなあと思いました。
こんな風にお道具を手に入れるのも、思い出深くてよいですね。
一層愛着も沸きますし。
「大切に使って一緒に年を取りたいわ」と、
とてもいとおしそうでした。
生きているといろいろありますが、
一つ一つ乗り越えたときに、自分にご褒美で、
また力を得て進めますものね。
明日は大宮八幡の献茶式に出かけてきます。
夜のお稽古が終わって、湯上がりのコーヒー。

連休に海外にいらした友人のお土産のリキュール入れて。
早めに休もうと思います。
五月に入って二週間、前半の折り返しが近づくと、
自分にも、周りにもいろいろなことがありました。
半年の足跡は確実に残ってきますね。
