「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

色々あって、これもまた好日

2015年05月17日 | お茶三昧



大宮八幡宮の献茶式に行ってきました。
ただし・・七時前に出発して八時半に着きましたが、
すでに献茶式の整理券は終わっていました。
七時ごろから並ぶ方もいらして、八時過ぎにはもう終わっていたということです。

それはまあ仕方がないので、濃茶席の予約をして、
それまでの間に、青年部の立礼席に入ることにしました。


そこで偶然にも、
お献茶前にスーツ姿でお立ち寄りになった、鵬雲斎大宗匠と同じお席になりました。
お元気で、かくしゃくとした大宗匠を拝見出来ました。
献茶の代わりにこちらでお会いできたので、それはそれて幸運なことでした。



この日はそれだけでなく、濃茶を済ませて薄茶席の待合で待っていると、
またもや大宗匠の献茶を終えての着物姿でお席に入られる所に遭遇でした。
待合の私たちにどうぞと声をかけてくださって、
一緒にカメラに収まることができました。
その写真が手元に来ることはないのですが、
同行の社中の方とミーハー精神発揮で、お仲間に入ってしまいました。

その後席入りした薄茶席では、
50人中45 ~6番目ほどの、廊下の後ろの方の椅子席に座ることになりました。
「このようなお席ですみません」と言われましたが、
お茶とお菓子が頂けて、足も楽ならば何の不満もありませんよね。
ゆったりとお茶が頂けると思っていた私たちですが、
席中ではどうやら、お正客がきまらずに半東さんが、お困りの様子でした。
ここは安心とのんびり成り行きを見ていましたが、
どなたにお願いしても、皆さんご遠慮で、決まりません。
すると、後ろの方の私たちに視線が…
お願いできますかというお声が、同行の社中の方に。
「いえいえ先生~に」とその方はすかさず私に回し。
私は「これは予定外のことでこまった・・」と思いましたが、
「お席が始まりませんので、おねがいいたします」というすがるような言葉に、
江戸っ子で気短な私の悪い癖が出て、「ええい!ままよ!!」とお引き受けしてしまいました。
きっと大先輩もおすわりのお客様の中にはたくさんいらしたと思うので、
未熟な私では申し訳ないと冷や汗ものだったのですが。

気楽にお茶はいただけなくなりましたが、
正客としての良い思いもさせていただいたので、それは幸運と思うことにしました。

その後点心を頂いて、記念撮影もして大満足。



明日のお稽古にとお土産も買いました。



でも最後の最後に段差で転んで、足を少しひねってしまいました。

大したことはなかったのですが、さすがに夜は足の甲が少し腫れてきました。
火曜日からの京都旅行もあるので、これは大変と湿布をして寝ました。

まあまあ朝早くからいろいろありましたが、これもまた好日ということで。

足は今朝はだいぶ良くなっていましたのでご心配なく。



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