
瓢が六つで六瓢の蓋置です。
瓢箪は古くより縁起の良いものといわれていて、
三つ揃えば三拍(三瓢)子揃って縁起がよい。
六つ揃えば無病(六瓢)息災といわれています。
そんな願いを年末に改めて心に刻んで、
12月のお棚の稽古にとこの蓋置をだしてあります。
皆さん使ってくださいね。
先日お稽古を始められて三か月を過ぎた方が、
初めて柄杓を扱う稽古をしました。
憧れの柄杓を手に、これからの楽しみも広がりますね。
初めは先輩たちを見て、
「すごいなあ・・私もできるようになるかしら」
と思っていたことも、いつの間にか、
「そんなときもあったはねえ」となります。
皆さんご自分のペースで、
それぞれの目標を見つけて今年も一年過ごされたなら、
私もとても嬉しいです。
お茶に求めるものは人それぞれ違います。
そして続けていくうちに変ってくるものもあります。
私の望みは自分らしいお茶を見つけて、
楽しんでほしいということ。
無理なく、でもたまにはちょっと自分に負荷をかけて。
そこに進歩もありますものね。
今年もいろいろありましたが、
とにかく無事に終われたことを感謝したいです。
