「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

お茶会と写真展

2017年05月02日 | 日記

           

今日は明治記念館に。
友人の所属する支部のお茶会です。
10時半に待ち合わせましたが、お互い少し早めに到着。
濃茶席の予約が11時30分と時間があるので、
他の席に先にとまず立礼席に向かいました。
運よく次の席にということで、すぐお席に入れました。

学校茶道連絡協議会の席です。
テーマは「啐啄同時」
お軸にその言葉が書かれていました。
お道具もそれにふさわしいものが。
お茶杓は玄々斎の「知恵のかざし」
お棗は初代村瀬治兵衛の「君が代棗」でした。

お菓子がとてもかわいらしい、「知也保(ちゃぼ)の卵」
学校茶道らしさのあふれる立礼席でした。

その後濃茶席に向かいましたが、まだ一席待つようなので、
薄茶席に向かうと、これもまた最後の二人で入れました。

こちらのお菓子は「菖蒲」。
とろけるような練切でとても美味しかったです。

続いて、それほど待たずに濃茶席に入れました。

床の軸は 「逢人多問路」不見斎筆 です。
落ち着いたお点前と、濃茶席にふさわしいお道具の取り合わせで、
とてもきりっとしたお席でした。
一席75 名のお客様を手際よくおもてなしするには、
準備も大変なものと、察せられます。
お菓子は朝から出来次第どんどん運ばれてくるそうな。
800という数に驚きです。
お菓子は「若緑」きんとんで鶴屋八幡製ですが、
出来立てという本当に贅沢なお味でとても美味しかったですよ。

お道具を少しご紹介しますと、
茶入れは、瀬戸の瓢で銘「風流」
茶碗は 黒 銘「侘介」一入造
添え 黄伊羅保 銘「やすらぎ」
茶杓  坐忘斎お家元作 銘「玉笹」

山芍薬の花が、暖かくて、開いてしまったことを、
ご席主は悔やんでおられましたが。
お花だけは生きていますから、思い通りにいかないこともありますね。

こちらのお茶会は何度か伺わせていただいていますが、
和室のない会場ですから、どちらの席も椅子席であること、
明治記念館の美味しい和食が点心席でいただけることが、
とても嬉しいお茶会なのですよ。

というわけで、お食事の写真をちらっと。

        

このほかに茶碗蒸しとデザートがついていました。

お庭の緑とつつじの花がきれいでした。
せっかくですから記念写真も撮りました。

        

それほど急いで向かったわけでもないのに、
午前中で三席全部に入れて、残すは点心だけとは、とても効率的でした。

そして今日はその足で、渋谷のヒカリエに向かいました。
「東京カメラ部写真展」を見るためです。
たくさんの人で大盛況の展覧会でした。
        

社中のお父様の作品をます拝見しました。
すぐ人目につく良い場所に展示されていました。
楽しいお話もたくさん伺い、最後に写真を撮っても良いですかというと、
ではご一緒にと記念写真となりました。
良い写真を撮るには、
アイディアと、根気と、熱意と、行動力とが必要とわかりました。
これからの益々のご活躍が期待されますね。

お天気が良くて、やはり袷では汗ばむ陽気になりました。
明日から大型連休の本番でしょうか。
私は稽古をして過ごします。
さすがにいつもよりいらっしゃる方は少ないのですが、
初風炉をのんびりと楽しみたいです。

 

 

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