「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

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お菓子で綴る旅の報告

2017年06月21日 | 日記

二泊三日の京都の旅から帰ってまいりました。
二日間はお天気に恵まれましたが、三日目は時折の雨に会いました。
それでも前日の夜からの大雨は峠を過ぎていましたので、
大したことにはならず、予定をこなせました。
帰りの新幹線は少し遅れていました。
これも峠を過ぎていたので、20分ほどの遅れで済みました。

旅の報告をと思いますが、
まずは三日間で頂いた、甘いお菓子を紹介しながらの報告です。

一日目は表千家の北山会館に、永楽善五郎さんの講演を聴きに。
講演の前の呈茶で頂いたお菓子です。

            

きんとんの「紫陽花」
お話しのテーマは、永楽家と表千家の関わりの歴史と、代々の作品について。
そしてご自身の作品に込める想いなど。
聴き終わって、永楽さんの焼物にとても親近感が持てました。
ちょっと今まで抱いていた作品への印象も変わりました。
やはり作者の人間性に触れることは、作品への理解が深まりますね。


明けて二日目には、今度は裏千家の茶道資料館へ。
現在開催中の展示「やきもの巡り~京都・滋賀編」を、
じっくりと見ることができました。

ここでも展示を見た後、お茶を一服頂きました。

           

お菓子は「水無月」でした。

この資料館では、偶然にも、文庫長の筒井先生にお会いし、
東京でお世話になっているご挨拶をすることができました。


三日目は、旅の最後に立ち寄った、「ZENカフェ」での甘いもの。
ここは鍵善さんのカフェです。
前回寄った時のことを思い出しながら、場所がわかるかと心配でしたが、
記憶をたどって、方向音痴の私には珍しく辿り着けました。

           

季節のお菓子は寒天と小豆と梅の甘露煮に、蜜をかけて。
最後は、ご覧のようなコーヒーとのセットで、
今回の旅の疲れを、少し癒しました。
ここはお菓子の味も、コーヒーも、器も素敵な、
とても落ち着いた空間で、旅の最後の一息にはとても良いです。

             

 

このように日替わりで、時候のお菓子と、お茶を頂き、
それだけでも楽しい旅でしたが、これだけではありませんよ。
次は美術館編とお寺編をご報告しますね。
それからお食事編もかしらね。

まずは甘い物編でした。
お土産は日持ちのする干菓子が中心ですが、
またしばらく皆さんに楽しんでいただけたらと思います。

 

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