紹鷗水指棚を出してきました。
今まではお稽古には使わなかったのですが、
実は目だつ所に一か所塗りが剥げてしまったところがあるのです。
これではもう正式の席にはつかえなくなってしまい、
お稽古で皆さんに楽しんでいただくことにしました。
塗りのお道具は、ちょっとした傷がとても目だって悲しい命取りになります。
注意して扱っても、時にはこんなことになるのですね。
このお棚は武野紹鷗好みの小棚です。
溜蝋色塗りの二重棚で、中棚は水を表しています。
同じ二重棚でも、よく使う更好棚とは扱いが違うので、
また楽しめるのではないかと思います。
左右にある透かしは、格狭間(こうざま)透しといいます(香狭間透しとも書きます)。
なかなかきれいなお棚ですね。
濃茶で貴人点をしたり、薄茶で総荘にしてみたりしました。
お棚はたくさん種類があって、代々の御家元が、
新しいお棚を好んだりしますので増える一方ですね。
たくさんは持っていない私ですが、基本のお棚はそろえただけでも、
数えてみたら台子も含めると10種類もあることに気がつきました。
収納に困るはずですね。
まだ、たたむことができるものは良いのですが、
この水指棚や、杉棚などはこのままの形で箱におさまっているので、
かさばることこの上ないのですよ。
せっかく出したのですから、多いに使って楽しみたいと思います。
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