浜松図真形釜(芦屋)
筋釜(天命)
昨日は国立博物館で、芦屋釜と天明釜を数多く見てきました。
何点かまとまった形で見比べてみると、
両者の釜肌の違いがよくわかりますね。
荒肌であるが,侘びた趣をかもしだしている天明(天命)釜。
端整な姿となめらかな肌の芦屋釜。
どちらもそれぞれの持ち味で、
茶を楽しむ人の目を楽しませてくれています。
天明は小間に、芦屋は広間にふさわしいといいますが、
こうしてみるとそれもうなづけます。
昨日はこんな目の保養と、夜にはお茶事の反省会と称した宴で、
すっかり満足して、今日は一休みでした。
ブログもお休みしたかったのですが、
なんだか忘れ物をしたような気がして。