「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

2016年01月09日 | お茶三昧



「骨を丈夫にするためには、一日20分の日光浴」
そんな言葉を聞いて、最近は朝日を茶室いっぱいに取り入れて、
午前中はその光を背に稽古をしています。
そうでもしないと、一歩も外へ出ない日は日光を浴びる手立てがありません。

新春の稽古が始まってもう4日。
皆さんの茶杓の銘にも新しい年への希望があふれています。
「初春」「初心」・・・・

今日は「夢」とおっしゃった方か。
新しい年になると気持ちも新たに夢を追いかけるのは人の常です。
「美しい所作を目指したい」とおっしゃるその方の夢も、
叶えられる年でありますように。

ただし「夢」を軸として掛けるときは約束がありますね。
お茶人は、「夢」の軸は追悼の茶会に掛けます。

禅者はこの文字に、
「人生は畢竟(ひっきょう)夢なり」
という意味を託します。
人は必ず死に、その人生は短い。まさに夢の如し。
だからこそ、一時一時を大切に生きなければと思いますね。


今日、悲しい知らせを受けました。
おかけする言葉が見つかりませんでした。

同じ日に「夢」という言葉に接するとは、不思議な気がしてなりません。




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