sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/25 IMC FORD GT Mk4 製作中4

2010-01-06 20:08:33 | 模型
そして、MK4の続きです。
シャーシは組み立てて、前後足回り、エンジンをドッキング。このあたりは1/12を作っているので、感じがよくわかります。部品点数を押さえながら、ぎっちりとした感じもあり、いい仕事していますね。40年前のキットですから驚きです。
組み立てには、この年明けに買った瞬着と硬化スプレーが大活躍しました。多少のゆがみはがっちりとくっつきます。

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足まわりはメッキのパーツをいかしてみました。フロントもしっかりと再現。スプリングは赤に塗り分けしました。

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リヤ周りのメッキの部品の補機類とアクスル周りは、タミヤのブラックとメタルシルバーの缶スプレーを使って、金属風に仕上げています。
お手軽ですが、いい質感です。

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室内はこんな感じ。エキパイはライトガンメタリックとスモーク、レッドブラウンを重ねて見ました。上からつや消しクリヤーを吹いています。
小さなタイヤはプラ製のスペアタイヤ。スペースの都合上小さく表現されていますがものすごくいい出来ですね。

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タイヤをはめてみると、おっカッコいい!!。後ろのパイプフレームもメタルスプレーを使いましたが、とても繊細でいいですね。スペアタイヤがカッコいい。

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運転席周りは実車とは少し異なっていますが、十分いい雰囲気、メッキのマーカーでポイントを塗っています。

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バッテリー周りに少しパイピングをしてみました。

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うーんかっこいい。あとはカウルがきちんと閉まるかどうかですね。




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NAVI休刊

2010-01-06 18:32:15 | BOOK
NAVIとの出会いは、まだ20代の頃。当時設立間もないクラブルノーキャトル・ジャポンの取材をされた1992年のことでした。1984年の創刊号から何号かは大事に家にとってあったので、うきうきと取材に向かったのを思い出します。

キャトル数台といっしょに記念撮影し「集まる喜び」という記事を書いてくださったのが、今フリーで編集をされている当時副編のオガワさんでした。そのときもっていったペーパークラフトがきっかけで単行本「紙のクルマ」の発刊がのちに決定し、イラストもすぐにお仕事をいただくようになったのです。
当時はまだ美大生でしたから、雑誌のイラストはうれしいお仕事でした。
徳大寺さんの記事や、松本葉さんの記事などによくイラストを使っていただきました。


海外に自腹で行って記事を書かせたもらったのもこの頃からです。2001年4月号。
当時よく行っていたレトロモビルの記事は豪華4ページのイラスト日記。初めて長い文章を雑誌に書いたので、オガワさんにずいぶん直された記憶があります。このイラストは全部会場で描いているんですよ。色鉛筆を持ち歩いて。

N2

そしてこちらは当時良くしていただいたオクイさんと、3年連続神戸のポンテペルレに出場した時の3回目の記事です。2003年8月号。このあとオクイさんは鬼籍に入られました。

N3

忘れられないのは編集部に遊びにいって、雑談から連載が始まったエンスー模型クラブ。
2001年6月号の記念すべき第一回目です。足掛け10年ちかく続く長期連載になりました。

N4

そんなNAVIの突然の休刊には驚きと残念な気持ちでいっぱいですね。
20年近く育てていただき一緒に走ってきたつもりだったので、自分のフィールドの一部を失ったという以上に、喪失感を禁じ得ません。

カーグラフィックと単行本は継続販売いたします。NAVIも2月26日売りの号までは刊行されますので、まずは1月26日、次号でのエンスー模型クラブ、よろしくお願いいたします!




コメント (15)
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