sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

1/24 CROWN LOTUS EUROPE

2009-09-17 08:34:25 | 模型
タミヤが出る前、ヨーロッパはスーパーカーブームの頃から長くクラウンとヨーデルから出ていました。
ヨーデルはシリーズ1ですが、ずいぶん丸い印象です。日東でもありましたね。
クラウンのキットは上げ底のしょぼいエンジンのついたキットで、シリーズ3以降の後ろのフィンの低いタイプ。
ボディの印象も丸さがだるく、ショルダーやフェンダーをヤスリで削ってパテで整形、後ろのフィンもシリーズ1風に高くして、ノーズのウィンカーも削り取っています。ライト周りも整形し直しました。テールライトも自作です。
ホイールはAMTのコブラのもの。タイヤはジャンクです。車高もかなり下げています。
ルマンの47風の塗装にして、ヒストリックレーシングのイメージで仕上げました。
10年以上前の作品ですが、けっこう気に入っています。

Eu1

フィンのグレーパテはエッジがかなり薄くなっています。少し塗装にひびが入っていますね。

Eu2

ルマンの白に緑ラインの47をイメージしました。子持ちラインは赤に変えています。

Eu3




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1//24 YMC LOTUS ELAN S3 fhc

2009-09-16 05:44:40 | 模型
こちらも20年ほど前にMr.クラフトで売っていたヨヨギのボディキット。モデラーズやMr.クラフトの名義だったかもしれません。
ボディはグンゼの似ていないエランを徹底改修したもので、エランでは決定版でしょうか。
グンゼのハイテックのシャーシを使っているため、アライメントが狂っているのが悔やまれます。
たぶんボディが型取りの関係で縮んでいるせいもあると思います。
細かいパーツはウィンドウのバキューム以外すべてグンゼを使っています、

Ela1

買った当時は浮谷カラーで塗っていましたが、痛んでいたので5年ほど前に塗装をはがして塗り直しました。

Ela2

当時のクレオスのキットは、タイヤとホイールが特に問題で、エランも少し小さいようです。

Ela2_2

ナンバーは好みでフランスナンバーを付けました。ちなみにコート紙に印刷したものですが、今のところ色あせていませんね。これも貴重なキットです。

Ela3




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1/24 STARDUST LOTUS ELITE

2009-09-15 15:53:30 | 模型
ご存知、名スクラッチビルダー水野氏の原型を使用した伝説のブランド、スターダストの幻のキットです。
発売当時うれしくて、すぐ作ってしまいました。グレイのボディカラーはなんとサーフェイサー。上からクリヤーを吹いています。
内装は赤、当時レストアされたエリートの写真を元にしています。
内装まで完璧に再現された美しい注形のボディは非常にクリーンに出来ています。
細い窓枠もきれいに抜けていて、そこにロータスセブンのライトやステアリング、グンゼのTR3ハイテックのホイールを組み合わせます。今の目で見ると、このタイヤとホイールがいかにもサイズが小さく貧弱なので、アオシマのMGBかタミヤのジャガーのプラのワイヤーホイールに変えた方がいいかもしれません。
貴重なキットで、エリートの1/24キットとしては決定版でしょう。

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1962 DAYTONA 3H

2009-09-14 09:14:51 | 映像
今日の映像は1962年のデイトナです。ロブウォーカーのモスのSWBやガーニーのロータスとともに、珍しいシャパラル1やそしてスカラブまで!
まだこの頃までスカラブは走っていたんですね。たいへん貴重な当時の動くカラー映像です。
時代はミッドシップだったので、シャパラル1やスカラブはこのころはもう時代遅れだったかもしれません。





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1/24 STROMBECKER SCARAB 完成!

2009-09-13 18:41:37 | 模型
昨日から作り始めたスカラブですが、昨日マスキングして泣き止めにクリヤーを吹いておいたので、今日はタミヤのライトメタリックブルーを吹きました。このマスキングはまずサークルをキットのデカールよりも大きめにし、白い帯はキットのデカールをもとにサイズを調整、イラストレーターでトレースしたものをマスキングテープに貼付け切り出しました。
メタリック色はぱらっと吹くので特にはみ出しも少なく、きれいに吹けました。
デカールのデータも昨日作っておいたので、コンペナンバーのみ制作しました。この書体がアメリカンですね。

S14

デカールを貼付け、キットのスカラブのエンブレムなども上質で割れも無くきれいに貼れました。
クリヤーコートも問題なく、砂吹きから吹き重ねてろてろにしておきました。
ホイールは8番のシルバーで、ふちのみメッキシルバーを筆塗りしています。新しめのハリブラントのイメージです。さっそくボディに取り付け、うーんかっこいい。

S15

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コクピットは抜きの関係上ダッシュが半分しかないので、トノーカバーの下も事前にプラ板で延長しておきました。
メーターはヒロの余りエッチングと余りデカールで作ってみました。ステアリングはとても良く出来たキットのものです。ミラーはamtのコブラから持ってきました。

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あとは外装パーツを付けて、ホイールにもスピナーを接着します。これにてあっという間に完成です。

S18

じつはフェンダーの目立つところが塗装が剥げて、紙に丸く穴をあけてスプレーでタッチアップをしています。
なんとか目立たなくなりました。

S19

ライトやカバーもキットそのままです。なかなかいいフィッティングです。

S20

やまだま先生、いかがでしょうか。けっこう小物パーツが良い出来で特にホイールは絶品ものです。

S21

個人的には後ろ姿もお気に入りです。実車には細いピンストが入るのですが、模型ではオミットしました。
赤い縁取りもないバージョンもあるみたいで今回は入れてありません。

S22

貴重なプラモデルが完成させられて良かったです。とてもお気に入りの完成品になりました。




コメント (7)
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