今日の写真はボストンの展覧会会場の入り口です。昨日の写真のアルゴナス(笑)の左手の階段を登ると2階に入り口があります。ロンドンやシンガポールではこの入り口にアルゴナス像が設置されていたようですが、ボストンはスペースの関係でここには置けず、広すぎる廊下に置かれることになったようです。
この看板から先は撮影禁止です。この左手から入ったところが入場待ちスペースになっているのですが、(ちょっと写っちゃってますね・・・(汗))なんとモリアのイメージの装飾になってるんです! 柱とか壁の模様とか、入り口の扉ももう映画そのままで。(壁は触ってみたらゴムみたいな感じでしたけど)思わず「ディズニーランドみたい!」とちょっと喜んでしまいました(笑)スプラッシュマウンテンとかの順番待ちスペース?を思わせるような感じだったんですよ。
そう言えば、ユニバーサルスタジオにLotRのアトラクションができるとかいう噂がありましたが、その後どうなったのかなあ。ちょっとアトラクション行ってみたくなりましたよ(笑)
しかしこの看板も人選が今ひとつ謎ですね・・・(汗)
music from the MOVIESのLotRサントラ特集号、昨日全然読めないと言ってましたが、ようやくFotR部分読み終わりました。あと1ページがなかなか読めなくて(汗)
ショアのインタビュー4ページ、PJのインタビュー3ページで、後に続く記事に比べればまだまだ短いです(笑)でも、サントラの話だけでこんなに記事があるなんて、とちょっと感動します。早く先まで読みたいんですが(汗)
PJのインタビューも、PJがサントラのことのみにコメントしているのがなかなか珍しくて面白かったです。
FotRのインタビューは、まだこんな特集本出す予定ではなかったのもあるでしょうが、全般的な話ばかりでわりとあっさりしていましたが、それでも面白い話もいくつかありました。
ショアはまずホビット庄のテーマや旅の仲間のテーマを作っていましたが、実際にはカンヌ映画祭に出品するため、モリアの場面のサントラを最初にニュージーランドで録音した、と言う話はもう結構有名だと思いますが。
あと、少し意外だったのは、原作に出てくる詩をコーラスで使いたいと言い出したのはショアだったらしい、ということでした。確かに、コーラスを多用しているのは原作で歌が多く出てくるのを表現したかったからだ、というのは聞いたことがあったんですが、その歌詞に原作の詩を使おうという発想もショアだとは思っていなかったので意外でした。
そして、逆に様々な文化を音楽のスタイルの違いで表現しようと言い出したのはPJだったらしいということも意外でした。なんとなく逆のイメージだったんですが・・・。でも考えたらモリアのコーラスにマオリ族を使おうと言い出したのもPJかフラン・ウォルシュだったそうですしね。
ただ、ショアとPJたちは早くからディスカッションを重ねていたようなので、どちらかの単独のアイディアというわけではないような気もします。
そうそう、ショアが作曲者に選ばれた経緯ですが、PJたちが撮影も半ばになったころ、編集作業を始めて、仮に音楽をつけた時に、ショアの今までの映画音楽を使ってみて、とてもフィットしたのがきっかけだったようです。ショアの前にオファーがあった作曲家がいたと聞いたことはありましたが・・・
という訳で、ショアが選ばれたのは今までの作風がLotRに合うと思われてのことだったようです。ということは、ショアが原作既読者だった、というのは偶然のことなんですね。ラッキーだったんですねえ。
あと、ちょっと先の方をパラパラとめくっていたら、3作のレコーディングのデータが載っていました。モリアの場面のマオリコーラス隊が60人いたと読んで、コンサートで迫力不足なのも仕方ないかなあと思いました。コンサートでは30人以下でしたもんね(汗)
なぜか楽器のソリストの名前が2作目からしか出ていなくて、1作目でティンホイッスル吹いたマイケル・テイラー氏がかわいそうなのですが(汗)ソリストの名前と楽器を見ていて、ロリアンのエキゾチックな弦楽器はやはりサーランギーではなくディルルバだと確認。(ハーディンガーのダーモット・クレハン氏演奏)でも、別の人がサーランギーも弾いていることがわかって、ますます混乱してます(汗)
と、読めば読むほど新事実続出で面白い本なのですが、またしても邪魔(読まなければならない本)が入ってしまったので、いつ読み終わるやらです・・・
これ読み終わらないとラジオドラマも聴けないし、「『指輪物語』の図像世界」も買っちゃったし、RotKのサントラ考察には取り掛かってもいないし、バタバタしているうちにSEE発売が来てしまいそう・・・
指輪熱冷めやらず、というよりは、冷める暇がないという感じですね(汗)