我が家の庭には万年青が3箇所植えられている。
以前は鉢植えにして床の間に飾っていたのだが、10年ほど前からは地植えにしてそのまま放置している。
引越しの時、鉢植えの万年青を新しい家の床の間に移す慣わしがあることからすると、地植えの栽培は一般的ではないかもしれない。
昨日夕方、庭の水撒きをしていたら偶然万年青の花を見つけた。
薄黄緑をして、パイナップルの実のような形をしている。
細かいゆりの球根のような形をした花が、沢山集まって、それがスティック状になっている。
冬にはこの花のひとつひとつが丸い赤い実に成長し、緑の葉と、真っ白な雪に映える。
我が家の万年青は、さすが地植えだけあって、葉の形、成長振り、いかにも自由奔放である。
やはり万年青も山野に自生してる姿が一番自然なのだろう。
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先日の秋葉原の通り魔事件・・・・、万年青に限らず人間もあまりに様々な枠にはめ込まれ過ぎて、本来理想とする姿を見失ってしまった結果かもしれない。
彼一個人が起こした事件ではあるが、その背景には少し古い言葉ではあるが「勝ち組、負け組」などといった、現代社会の歪んだ仕組みが、ひとつの原因のような気がする。
派遣社員などという突然生まれた雇用制度、これこそが先日の通り魔事件を起こした元凶のひとつだろうとおもう・・・・・・・。
彼1人を糾弾しても、日の差さない暗い部分にも目を向け、社会の仕組みを公正なものに変えない限り、きっと同じようなことが繰り返し起きるだろうと思う。
今日は午後一時から、妻の術後1週間目の検診。 まもなく出発・・・・。
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