6日の夕方に父が旅立ちました。
癌の再発でした。
小康状態を保っていましたが、仕事中に急変の知らせを受けました。
ほんの一時間前まで、お見舞いの方々に手を振って、話をしていたそうですが、夕方の気温が下がり始めた時間帯に合わせ急変しました。電話を受けたときはまさかでした。
二年前に胃の切除の手術を受けましたが、腹膜への転移が著しく抗がん剤の治療を今年の夏まで継続していました。
8月頃から体調を崩しがちになり、10月頃からは食事も食べられない状態になりました。
病院に入院しながら点滴を受けましたが体重の減少は止められませんでした。
栄養はすべて癌に吸収されていたようです。
11月下旬より自宅に戻り、在宅ホスピスの三浦クリニックにお世話になりました。
先生はじめ、看護・介護スタッフの方々の献身的ケアには家族一同感謝しています。
ありがとうございました。
自宅では時々様態が急変し、時には朝方の3時・4時に三浦先生に駆けつけてきてくださった事もありました。三浦先生本当にありがとうございました。
私も仕事の合間に父の顔を見に行きましたが、今思うと仕事を休んでも自分にできる事をしてあげられたのではないかと後悔の念が残りました。
幸いにも最後の時は家族全員が揃い、自宅で見送る事が出来たのが救いでした。
痛み止めの注射もまったく使わず、ほとんど苦しむ事もなく、
ロウソクの火が消えるように静かに息を引き取りました。
今にも目を開けそうな、安らかな顔でした。二十時半。
八月には大曲花火大会にも行って来たのに、死んだのが信じられない・・・・。
来年には初孫が産まれるというのに・・・・。
病院勤務で人間の死には慣れているつもりでしたが、父親の死はこたえました。。。
母はもっと辛いのでしょう。
産まれてくる赤ちゃんの為にも、自分が本物にならなければ。。。
家族を支えられる、本物にならなければ。。。。
お父さん今迄ありがとう。