一昨日に急患のおばあちゃんが
息子さんに連れられて来院されました。
町内会の草取りを半日していたら、
その日の夜に疼きだして
夜も眠れない位のお尻の痛みとお尻からスネにかけて
シビレてしまったとの事でした。
来院前日にいつも高血圧の薬を貰っている
内科の主治医先生の病院を受診し
「年寄りの腰イタだから、大丈夫だ」
と言われ、レントゲンなどの画像診断もされなかったとの事
痛み止めの飲み薬と湿布を大量にもっらっただけのようでした。
でも、痛み止めを飲んでも痛みは薄れず。
湿布を大量に使っているせいで
おばあちゃんの周りは
プンプンと湿布の臭いが立ち込めている状態。
夜も痛くて眠れないので、疲労が顔に出ている状態。
さて、おばあちゃん。
お尻から足にかけての痛みとシビレがひどく
歩くのも大変。
ベッドに横になる事も出来ず、
ベッドの端に腰掛けるのが「やっと」の状態。
仕方ないので、
腰掛けた姿勢でイロイロと動いていただいたけれど
なんか変な感じ・・・
触れば触るほど変な感じ・・・
動ける動作と、痛みの出る動作
重心移動と痛みの出方などを確認。
やっぱり変・・・
整形外科テストで腰周辺のテストをすると
やっぱりな。と納得。
すぐに、近くの整形外科に受診しなおしていただき
レントゲンで確認してみると
腰椎圧迫骨折
が確認されたそうです。
いつも受診している内科の先生は
このおばあちゃんが常に腰痛の既往があり湿布などを
処方していた為
「今回も同じ腰痛からのシビレだろう」
と思って画像診断をパスしたのか?
ちょっと、冷や汗をかきながらの施術でした。
でも、
「何としてもオレが治す!」
なんて「こだわり」を出さないでよかったなぁ。
ひふみゆらゆら