前回の続き
石巻の木村純さん宅の
田んぼの草取り終了後皆さんで旭山のコロボックル村を見学。
その後、木村さんやその他のメンバーと別れ
大久保先生はじめ数名の希望者は
東松島のテンメイ農場へ向かいました。
私も同行。
前回の田植えの会のときは夕方から仕事が入っており
東松島に行く事が出来なかったので
今回は東松島農場の雰囲気と所在地を確認するぞ!
と意気込みながら、大久保先生の車を追いかけていきました。
この日は私がお世話になっている操体法の勉強会も仙台で
行われており、私もこの時点ではボチボチ参加しようと
「農場から1地時間半位かかるかな~」
とか頭の中でアレコレと段取りしていました。
そんなこんなで農場到着。
しっかりと車のナビに農場の「地点登録」を入力。
ひとまず任務完了。
ちょっと車から出て、農場の広さと周りの雰囲気を確認。
場所チェック、雰囲気チェックOK。
完璧に任務遂行!
さて、そろそろ、操体法勉強会に・・・・
と思ったところで、回りを見回すと、
皆さん車のトランクからそれぞれ愛用の長靴をとりだし
雨合羽にタオルを首にしっかり巻き重装備。
私は相変わらずのアホ面に半ズボンにビーチサンダルに傘。
海水浴に行くような格好。
大久保先生に声を掛けるタイミングを失い。
ボ~っと皆さんを見ていたら
大久保先生が・・・
「加藤君に軍手を渡してね」
「期待しているよ」
といわれ、
いつの間にか東松島農場草取り参加&開始。
ここは自分自身の性格の好きなところで
場の流れを感じ取ったら
「コレが今日の流れなんだな」
「全部味わいつくすか」
ついには
「とことんヤッタルるか!」
に心境が変化していました。
しかし、たかが草取りとあなどるなかれ。
皆さん、手さばき、足さばき、カマさばきが上手。
手の動きが早い。
私は一つ一つの草と格闘。
カナリ大変。
大久保先生も手馴れた手つきでサカサカと草を刈る。抜く。
スタート時点で目の前にいらした、先生は気がつけば
遥か向こう・・・。
農場全体に散らばった皆さんも各自のペースでそれぞれの作業に没頭。
打ち合わせや、段取りも特に話した覚えも無いので
おそらく各自で自主的に行動をされているのかな。
石巻の草取りは楽しい要素が多分にありましたが
こちらの草取りは農業のシビアな一面を
経験させていただきました。
これが充実感に繋がるんだな~。
雨が降り、日が差せばアッという間に雑草は伸びてしまう。
それを腰を曲げ、手を泥まみれにし、また取る。
自分の栽培した野菜に愛情がこもるわけですね。
私の父もこの仕事に関わっていたんだなと
チョット邂逅。
大久保先生の堆肥運びの姿もなかなか迫力がありました。
両手のバケツに堆肥をいっぱいにして
およそ50mの距離を何往復もされている
気がつけば
既に6時過ぎ。あたりも薄暗くなり
みんな顔中、雨まみれなのか汗まみれなのかビチョビチョ状態。
私の足もビーチサンダルに堆肥&泥まみれ。
「コレじゃ飲み会はむりだべな~」
といつのまにかズーズー弁。
私的にも
今日一日味わい尽くしたな~という充実感。
熱い人たちに出会えた嬉しさで心が満たされました。
タケさんが話されていた事はこのような事だったのかな?
終わってみれば、
「経験できて良かった」
「この体験を先延ばしにしてはダメだったんだな」
「今日だったんだな」
「正解」
という想いが出てきました。
皆さん、これからもお世話になります。
いろんな視点から
地球で生きているということを、
気づかせていただきます。
これが仙台テンメイの企画力の多様さなんでしょうね。
これからも宜しくです。
引き合わせに感謝。
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