橘アキラ 幸福の資本論を再読
色々と示唆に富んだ内容です
日本の企業ではイノベーションは起こせない
理由は2つあり
サラリーマンは失敗すると出世コースから外れる。
働く側としてはリスクが高すぎるので
失敗の無いように立ち回る
もうひとつは
イノベーションを起こした場合
会社は正社員の互助会的な立ち位置にある
ので改革を成し遂げた優秀な社員でも
経営層の給料を超えるようなお金の支給はあり得ない
と言うような事が書いてありました
上手い表現だなぁ
と感じました
たしかにイノベーションを起こすのは
難しいかも知れませんね
イノベーションは
失敗体験から学んで次のチャレンジに進みます
多くの失敗体験を積み重ねないと
実現できないように思います
多くの失敗を経験した者が
イノベーションを実現出来るのでしょう
経営側に失敗を容認する覚悟が無いと
難しいでしょうね
通常の企業は
失敗は許すまじ!
の空気ですもんネ
仮にイノベーションを実現した
社員やチームがあったとしても
巨額の報酬は支払われないでしょう
失敗をするリスクがあって評価が下がるならば
失敗しないように振る舞うのは・・・・
当然な流れになると思いました
企業は全速前進中の蒸気船のようなモノで
急停車や急カーブが出来ません
それでも企業は
仲間が出来たり達成感を味わえるので
悪いモノではありません
ワタクシも企業に勤めておりますw
個人経営の様な
小回りの利くボートの方が
急停車、急カーブを回れます
これからの時代は小さいボートの方が
生き延びやすいかも知れません
最初にアパートを購入した時は
人生に強烈なイノベーションを起こしたように思います