機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

容姿端麗

2008年06月01日 | チルドレン
どうもです。

 「絶対可憐チルドレン」第9話。兵部京介の催眠攻撃によって、皆本
の目にはザ・チルドレンが大人に見えてしまって大変!(笑)という話。

 今回も、原作だと2週分ある話を1本にまとめているため、あちこち
改編が入ってます。前半、皆本とチルドレンのお出掛けシーンにちさと
と将を絡ませたのは巧いと思いました。街角にあふれるカップルに
悪態をつく薫とそれにツッコミを入れる葵の一連の流れも含めて(*1)。
 それにしても、ちさと役の福原香織さんの声が、なんかフツーで(ヲイ)
ちょっとビックリ。別にあれが地声だとは思ってなかったですけど、
「らき☆すた」のつかさは、あれで高校生なんだよなぁ・・・とか思って
しまったり。
 あと薫がマニアックな台詞を吐く時は、微妙にこなた(@らき☆すた)
が混じりますね。

 (皆本視点で)大人になったチルドレンたちが皆本に迫る、一連の
シーンですけど、彼女たちは大人の(=恋愛対象にもなり得る一人前
の)女性として見て欲しいという思いはあっても、今すぐ皆本とどうにか
なろうという感情はないように思うんですが(*2)。
 直前までB.A.B.E.L.の制服を着ていたのに、ナース服とか、よく
判らない服(笑)とか、スクール水着とかにコスプレしたりして色仕掛け
をかますのはどうも違う気がするんですけど。体が大きくなってる所為
というのもあるんだろうけど、スク水なのに変にハイレグ入ってるし。
 視聴者がそういうのを見たがっていると思ってるんでしょうか。いや、
少なからず居るのかも知れないですけど(苦笑)。

 毎週、チルドレンの名乗り&戦闘シーンを入れる必要(というか番組
上の制約)があるのかも知れないんですけど、来週の沈没船ネタを
やる前に兵部の催眠が解けるのは拙くないですか? 来週また掛け
直すんでしょうか。今週の催眠(ヒュプノ)の掛け方もかなり強引だった
し、どうにもチグハグ感が拭い切れません。

 予告を見る限り、来週は原作に沿って沈没船ネタをやるみたいです
けど、今回解けた催眠をどうするのか、楽しみにしようかと。
あと“想定外の要救助者(笑)”を、アニメではどう扱うのかも(別の意味
で)楽しみにしてます。

0601 F● 5-4    .667 ① -5.5(*3)
////////////////////////////////////////////////////////////
  *1:カップルの中に綾埼ハヤテ&三千院ナギがいるのは、まあ御愛嬌ということで。
    同じシーンに映っていて「なんで花菱烈火が?」とか思ったんですが、よくよく
    考えたら「メルヘブン」のギンタなんでしょうな、あれはやはり。
  *2:そういう感情を持っている紫穂たちが皆本とどうにかなる二次創作まで否定
    するつもりはないので念のため(笑)。
    なぜ紫穂に限定しているのかには理由がありますが、ここでは言えません(笑)、
    悪しからず。
  *3:先発は長いイニングを投げられないし、早目に出てきた中継ぎ陣は打たれるし、
    投手陣に疲れが見えてきてますねぇ。
    今日も、ウイリアムスと久保田に復調の兆しが見えるんですけど、藤川が完全に
    自分の責任範囲内で満塁のピンチを作ってしまうし・・・・・・・orz 


兵部京介

2008年05月25日 | チルドレン
どうもです。

 「絶対可憐チルドレン」第8話。B.A.B.E.L.とは対極の位置
にある組織「パンドラ」のリーダー、兵部京介が本格的に登場
する回です。ちょうどいい四文字熟語が見つけられなかったの
かも知れませんが、そのまんまなサブタイトルに、苦笑を禁じえ
ませんが、まあそれはいいとして。
 ウラタロスそのまんまな兵部もアレですけど(笑)、脱獄を図る
元・軍人が小山剛志だったのが、あまりにイメージに合い過ぎてて
ちょっと笑えたり。

 原作だと3週費やすエピソードを1話で済ませてしまうのは
原作つきアニメではよくある話で、省かれたり改編されたりする
シチュエーションがある(*1)のは仕方がないことなんですが、
せっかくマッスル大鎌を出すのなら、最後まで絡ませてやれよ
とか思うんですけど。
 いや、最後の最後で出てくるには出てくるんですが、オチにも
ならないオチに使われていて、いくら「パンドラ」メンバーの中
でもギャグ担当のキャラとは言え、不憫で不憫で(苦笑)。
 前回のもそうでしたけど、シリアスな部分とコメディ(もしくは
ギャグ)の部分が、どうにもアンバランスな印象が拭い切れない
です。原作よりも若干シリアス寄りな演出主体で進めるという
ことらしいんですが、時たま入るコメディシーンが中途半端で、
“清涼剤”になり得てないんじゃないかと。
 伊号や桃太郎のような動物実験ネタや兵部の過去といった
ホントにシリアス(というかダーク)な部分にどこまで踏み込める
のか、という疑問もあるし(*2)。

 正直な感想として、シリアス主体の回とコメディ主体の回を、
ハッキリ分けていった方がいいんじゃないだろうかとも思ったり。


0520 Bu○ 0-3    .667 ① -3.5
0521 Bu● 7-3    .674 ① -3.5
0523 H○ 2-7    .659 ① -3.5
0524 H● 5-2    .667 ① -4.5(*3)
0525 L● 5-1    .674 ① -4.5
////////////////////////////////////////////////////////////
  *1:今回、《改悪》と呼ばなくてもいいんじゃないか?と思ったのが、薫(たち)を
    自分の花嫁にすると言った兵部に憤慨する桐壷局長に、


     兵「まあまあ、お父さん」
     桐「誰がお父さんだ!」

    というやり取りが加えられたところ。シチュエーションとしては王道と言うか
    ありがちと言うか・・・、なものだけど、素直に笑うことができたし、単行本を
    確認するまで原作にないアニメオリジナルであるという確信が持てなかった
    し。
  *2:そもそも予知能力者による「チルドレンたちが起こすカタストロフィと、皆本たちが
    いかにそれを回避しようと努力するか」というネタをすっ飛ばしてる時点で既に、
    かなり厳しい気がするんですが。
  *3:なんとか、過去の交流戦のジンクスを踏襲しないで済んでいるみたいですが、
    1カード2試合しかないので(貯金があるチームは)全勝しないとトータル
    では勝率が地味に、地味ぃ~に下がっていくのが・・・・orz



平々凡々

2008年05月18日 | チルドレン
 どうもです。

 「絶対可憐チルドレン」第7話。エスパー能力を無効化する機械とか、
エスパーという存在そのものを排除しようとする過激派組織とか
“エスパーが普遍的に存在する社会”の負の部分を扱ったエピソード
です(*1)。
 内容が内容だけに、基本的にはシリアスな重い話で、チルドレンたち
の将来に深く関わってくる兵部京介とか、エスパーに悪意を持つ(文字
通り)「普通の人々」に対する薫の言動とか、後々のエピソードへの
前振りっぽい描写はあるんですが、ところどころで中途半端に入る(いや
原作にもちゃんとある台詞とかシチュエーションとかなんですが)コメディ
シーンが微妙に興を削ぐというか何というか。
 とりあえず、「復讐っちゅう料理は冷めたてからが美味しいんや・・・」
辺りはともかく、忘れられていたヘリのパイロットに「・・・・助けて」と
言わせる必要はなかっただろう、と。
 正直あれで、薫の涙のインパクトがかなり削がれた(というか台無し
になった)気がするんですが。

 あと、薫が怒りのあまり暴走するシーンで、“レベル7の定義”を持って
来ても良かったのではないかと。原作ではもっと後のエピソードで出て
くるモノではあるんですが、今回ここで出してもよかったんではないかと
思ったり。少なくとも、千里と将の関係修復ネタを早急に片付けてしまう
よりもこちらの説明の方に尺を割り振った方が良かったんではないかと。


 ところで。

 ゼロを「夫」呼ばわりしたり、自分を新妻と言っておきながら、C.C.や
カレンの手を取って「私たち三人官女みたいですね」ってのは、いかが
なものか思うのですが >神楽耶さま
 お内裏さま(=ゼロ)のお雛さまになる気はないのですか、と。

0514 C● 4-2    .676 ① -2.5
0515 C● 5-2    .684 ① -3.5
0516 S● 8-5    .692 ① -3.5
0517 S● 3-0    .700 ① -4.5
0518 S○ 2-3    .683 ① -3.5
////////////////////////////////////////////////////////////
  *1:「ゴーストスイーパー」という存在が国家資格士として社会的に認知されている
    世界観に基づいた、ちょっとした日常の中に顕わされる小ネタとか、椎名高志
    氏の世界観描写には、“モビルスーツが存在する宇宙世紀”で(事実上の)二次
    創作をやっている自分としては、勉強になることが非常に多かったり。それ以前
    に、そういう理屈抜きで氏の作品は面白くて好きで、個人的にはハズレだった
    ことがないんですけどね。


喧嘩上等

2008年05月11日 | チルドレン
どうもです。

・・・あぁ、なるほど。千里は福原香織(柊つかさ@らき☆すた)でしたか。
そりゃぁ聞いたことあるわな。

 『絶対可憐チルドレン』第6話、チルドレン転校編です。概ね原作に
あるエピソード通りで、ドッジボールのシーンと後半の戦闘(?)シーンが
尺合わせのため(笑)大増量になってるくらいかと。前半部分で光学迷彩
服の試作品の数を伏せたのはネタバレ防止ってことなんでしょうかね?
原作コミックを読んでいた時は、むしろいい前振りぐらいに思ってたん
ですが。

 ラスト近くで、過去の失敗を謝る千里に「そんな昔のことは忘れたよっ」
と返す将にちょっと違和感。遠足の話の時とかどうするんだろ?とか思う
訳で。呼び方が変わっただけで、将の方からは謝っている訳ではない
から問題ないのかな。
 ナオミの時(第4話)も思いましたけど、複数の原作エピソードから
シチュエーションを引っ張ってきて一つにつなげるのは(原作が4コマ
マンガとかならともかく)いかがなものかと。

0511 B○ 3-1    .686 ① -2.5

油断大敵

2008年05月04日 | チルドレン
どうもです。

 『絶対可憐チルドレン』第5話。チルドレンたちを学校に通わせる
ための訓練(?)に、エスパーに反感を持つ過激派組織「普通の人々」
の妨害が入る話。
 アニメ化に際してB.A.B.E.L.という組織の設定をかなり大掛かりな
ものにしたこと自体は別に問題はないんですが、それによって今回の
テロの方もかなり大掛かりなものになってしまっていて、にも関わらず
実行犯の規模があまり大きくないというか、ちょっとアンバランスな
印象が残ります。そういった過激派ばかりではなく、一般市民の中にも
エスパーに対して明確な悪意を向ける人が存在するという(視聴者に
向けた)アピールなのかも知れませんが、それにしてはB.A.B.E.L.の
本部ビル全体へのサイバーテロとか、規模が大きすぎるような。

 あと、第2話でせっかく九具津の役割を明確化したんだったら、今回
出てくるミュレーション用ロボットにちょっと絡ませるとかすればいい
のになぁ・・・・、とか思ったりもするんですけどね。

 今回は次回予告への出演だけに終わってる花井千里&東野将です
けど、次回を含めた学校でのエピソードではメインで絡んでくるキャラ
ですし、予告の台詞を聞く限り声の感じもいいし(どこかで聞いたことが
あるんだけど誰かまでは判らんかった)、原作者の日記でも、名前自体
は伏せられているんですがかなりの好印象を持っているようなので、
その辺りを楽しみにしておこうかと。