機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

HGUC ガザC(前編)

2006年04月15日 | ガンダム
どうもです。

 確か先々週ぐらいに発売だったんじゃなかったかと思うんですが、
もう中野まんだらけに“入荷”してました。さっそく買ってきて
組みましたよ。


               
 なんだか知らないけど、量販店の模型売り場に行っても量産型は
軒並み完売で、ほとんど見かけませんね。ハマーン専用の方は結構
残っているのに。スタンドに飾るのだって、ハマーン機と一緒の方
が絵になるだろうし、スタンドだけが欲しい(*1)って人もそんなには
居ないだろうし。単にハマーン機の方がたくさん売れると踏んで、
出荷量の見積もりをミスったとか?

               

 まあそれはともかく、組み上げていろいろ弄り回してみると、
腰周りの回転範囲が思ったよりも小さくて、自走砲(?)モード、
MAモードともにちょっと間延びしている印象を受けます。もう少し
腰から下が前にズレててもいいような気がしなくもないかな、と。
 ただそれは、ディフォルメやパースの利いた設定画や映像から
受ける印象と、立体物からのそれのギャップの可能性もあるので、
この辺は個人個人の受け取り方になってくるとは思いますが。

       
 このキットの良かった点(赤丸部)と「う~む・・・」な点(赤楕円部)。
MAモード時に取り外す手首の部分、差替えのカバーパーツが付いて
ます。手首の接続ギミックをそのまま使っているので、はめる時も
パチンとはまりますし、取り外すのもそんなに苦にはなりません。
 ただまあ、変型時には後ろ向きになるガザCの手首でこうできる
んだったら、思い切り真正面を向くメタスの時にもやって欲しかった
なァ、といまさらな不満をぶちまけてみる。一応、設定画を見る限り
は、下腕部内側の装甲がカバーになるみたいなので。
 逆に、“背骨”の部分がフレームそのままのディテールなのは
どうなんだろうか。変型の都合上、“背骨”が前後分割する(*2)のは
仕方ないことにせよ、設定画上は微妙に屈曲した、一個のパーツ
なんだから、後半部分にも紫色の装甲パーツがあっても良かった
のではないかと。


 さてインストの機体解説ですが、やはり「MMT」がアクシズで、
「AMX」が連邦軍の認識区分なんですな。確かに本放送当時は
そういう設定だったようにも思います(その辺の記憶はあいまい)が
MMTコード自体、言及されているムックが少ないので、解釈の
しようもないんでしょうか。
 でもそうだとして、ガザ系&キュべレイ以外のアクシズ製MS
のMMTコードってどうなってるんでしょうかね。“判明してない
だけで、存在はしている”という解釈も充分にアリなんですけど、
それならそれで、AMXコードが画面に登場した順番通りになって
なかったり、途中に抜けがあったりするのは何なんでしょう。連邦
軍がその存在を認識した順番につけられる筈のナンバーなのに。

 単純に、AMXコードがアクシズ、MMTが連邦の識別コード
ってことにした方が、よほどすっきりすると思うんですが。

       

0411:D DNP .714 / 0412:D○5-7 .625
0413:D○5-9 .556 / 0414:C●7-0 .600
0415:C●6-3 .636
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  *1:今回量産型についてくる汎用スタンドは、可変MS(たとえばガブスレイとか)
    を二個買ってきて、MS/MA両形態で飾ると、かなりカッコよさ気な気が
    します。
  *2:厳密な意味で言えば、今回のガザCも「完全変型」ではないかも知れない
    んですが、HGUCの枠内で完全変型を求めるのは無理があるんじゃないか
    という気も。
    極端なハナシ、手首を取り外さなきゃならない時点で、それでもう完全変型
    とは言えなくなりかねないし(笑)。