機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

ノンストップ!

2009年12月27日 | ガンダム
どうもです。

 いつものごとくギリギリの情報開示ですが、冬コミ三日目の委託先が
確定したのでお知らせします。

  木曜 西 “す”07a Wild◆Cardさま

にて『Mobile Graphix』最新刊、Vol.35を頒布します。私も売り子で
卓内にいるかと思います。まあ三日目ですので(笑)、フラフラ~っと
出歩いている可能性も多分にありますが。とりあえず「(運が良ければ)
有明でボクと握手!」ということで。

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 話は変わって。一応、原作の単行本は全巻買って持ってるし、近々
リリースされるOVAも楽しみにはしているんですが、雑誌連載分も含め
殆んど読んでない(*1)ものですから、思い入れの度合いで測っても
そんなに高いものではない『機動戦士ガンダムUC』から、HGUCの
ユニコーンガンダム(ユニコーンモード)です。

          
 今日は特に予定もなかったし、朝の目覚めも良かったので、朝飯を
食った後ずっと作業して、つい先刻、完成したところで。作業時間は
約5時間強といったところでしょうか。

          
 まあ、表に露出するパーツのほとんどが白一色で、ゲート処理なども
それほど神経質になる必要がないというのは(気分的にも実作業的
にも)作業効率を大きく左右する訳で、サクサクっと完成しました。
ここまで白いと、さすがに墨入れしたくなります(*2)が。

          
 ところで。ユニコーンガンダムの基本設定であり、最大の売りである
「フル・サイコフレーム」なんですが、“それ以前にフル搭載した機体
は存在せず、この機体が初めての事例”
というのは、どうなんでしょう
かね?

 公式設定としては、HGUCインストの解説にもあるように【「シャアの
反乱」の時点においては、コクピット周辺などの構造材として機体の
一部に使用されていただけであった
から、ユニコーンが初】という解釈
で確定なんでしょうけど、この「コクピット周辺のみ・・・云々」という説明は
あくまでもνガンダムのことであって、サザビーの説明でそういうことを
言ってた訳ではなかったと思うんですが。

 そのνガンダムも、納期直前のギリギリの段階でサイコフレームの
技術情報がもたらされたため、必要最低限のポイント改修で導入した
に過ぎない訳で、何らかの技術不足やコスト的な制約があってコクピット
周辺にしか使えなかった、ということではなかった筈なんですよね。

 翻って、サザビーに関しては「サイコフレーム導入を前提に新規開発
された機体」という説明が当初からあったと記憶してますし、そもそも
サザビーのコクピットって、モノアイレールに囲まれてるだけのむき出し
で、周囲に構造材らしきものが見当たらないんですけど、一体どこに
使われているんでしょうかね、(素材としての)サイコフレームは?。

 こうして考えると、サザビーが「フル・サイコフレーム」機で“あっては
ならない”
根拠が、まったくと言って良いほど無いと思えるんですよ。
 少なくとも『ガンダムUC』以前は・・・というか、慮外に置くとすれば。

 個人的に『ガンダムUC』を熱心に読み込もうという気持ちになれない
のは、基本というか根本の部分で違和感というか納得しようのない前提
条件があるからなのかも知れません(*3)。

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  *1:この冬の新刊でガルス系を扱うに当たって、ガルスKが登場するシーンの前後
    だけは読んでたりしますが、それもメールでやり取りしている読者さんにガルスK
    が本文中に登場するのは何巻の何ページ辺りかを確認してそこだけ読んだ、と
    いう、意味通り「必要最低限」な状態で。
  *2:ロボット魂の∀ガンダムも、あまりの白さに売り場で一瞬、躊躇したり、買って
    帰ってきたはいいけど、いまだに未開封のままだったり。
  *3:HGUCのパッケージ横に書かれている【その機体には、人類の未来を揺るがすと
    いう、ある秘密が隠されている
】には苦笑してしまいます。ガンダム世界って、
    そういうモノからかなり離れたところにある作品だと思っていたもので。