どうもです。
この3連休は「プチ缶詰」やってました。水戸はおろか(*1)新宿や
秋葉原へも行くことなく、せいぜい昼飯を食べに出るついでにブロード
ウェイを軽く廻るくらいで。“戦果”も多分今週頭には出てたのに失念
していた「GREAT MECHANIC」ぐらい。
そこでも特集されていた『ガンダムUC』ですが、NEWSのメンバーも
交えて、一通り観てみました。基本的に原作小説はほぼ未読の状態で
観てますんで、“原作を読んでれば言わずもがな”な部分については
ご容赦を(*2)。
メカに関しては、クシャトリア VS スタークジェガンを筆頭に「素晴ら
しい」の一言ですね。昨今、本格的なメカ・アクションが描かれる機会も
減ってきて、その手の作画を得意とするスタッフの鬱憤がぶつけられて
いるかのようなシーンの連続でした。
ただまあ、ネットで言われてるほど「凄ェ!」とは思わなかったという
のが正直なところ。ぶっちゃけ、『0080』や『0083』の第1巻を観た
時にも、みんな同じぐらい「凄ェ!」って言ってたんじゃないかなァ・・・。
何と言いますか、100点満点の評価で150点ぐらい付けている(こっちは
こっちで80~90点ぐらいは付けてるつもり)という印象です。
ただまあ、逆に言えば10~20点分の気になった点があった訳ですが。
とりあえず、『逆襲のシャア』から3年しか経ってない舞台設定で、
MSを操作する器具がアームレイカー式じゃないのは何故ですかね。
古い機体の(ために損傷しても修復できない)クシャトリアや、アーム
レイカーが早々に廃れた(と仮定して)以降に新規生産されたであろう
リゼルやギラ・ズールとかはともかく、ジェガンがアームレイカーでは
ないのはちょっと「???」となってしまいます。
ロンド・ベルには常にそういった最新式(この改修点に関しては旧式
に戻したとする方が正しいかもだけど)が優先的に配備されている
とか?
『逆シャア』から3年ということで言えば、接触した瞬間のみ刃を
展開するビームサーベルとか、どこ行っちゃったんでしょうかね。
指の欠損とかがあったら操作に支障をきたす可能性のあったアーム
レイカーと違って、純粋にエネルギー効率を重視した結果出てきたもの
だったと思うんですが。そんな些細なこと気にする必要がなくなるほど
エネルギー効率が上がってきたとか?
あと気になったのは、クシャトリアのファンネルの攻撃でジェガンや
ロトの機体がスパスパ切れていく点。イメージ的に、ガンダム世界で
一般的なメガ粒子砲被弾のダメージ表現ではなく、レーザーメスで切って
いるかのような印象を受けました。
ファンネルに搭載されているのは、メガ粒子砲ではなくてレーザー砲
だという設定があったような気もしますから、それに沿った演出なん
でしょうかね。
それと、メカに関してではないですが、インダストリアル7に潜入して
重力につかまって落下してくるオードリーを、バナージが気付いて助ける
シーン。普段から遠くを見ているからといって、機動試験中のユニコーン
ガンダムを見つけた時(視力はいいようだけど)とは違って視線の先に
居たという訳でもなかったようだし、オードリーの何かを感じ取って(*3)
助けに行くにしても、いきなりプチモビ横取りしてまで?というところ
とか、カーディアスに「君は帰りなさい」と言われても喰い下がる辺り
とか、何でそこまで入れ上げる?ってくらい、オードリーに執着して
ません?
正直、目の前で友人たちが死んでパニックに陥っているガールフレンド
を無視して、自分が助けなきゃいけないと思いこめるほどの、バナージ
のオードリーに対するこだわり(*4)が見えてこないというか何というか。
まあ、それでも『Z』第1話のカミーユほど不可解なものではなかった
んですが(苦笑)。
1本30分だと思ってたのが実は約一時間あったんですが、特に長い
とは感じなかったですね。“掴み”のメカ戦も含めてまだ導入部で、
かなり盛りだくさんな内容になっている(*5)のに加えて、主人公が主役
メカに乗り込んでいざ出撃!ってところで引きになっている辺り、巧い
作りになっているんじゃないかと。
ところで。結局のところ、都合2回観ても、私がユニコーン第1話を
見て怒り出す部分がよく判らなかったんですけど、何に怒ると思ったん
でしょうかね、某・ガンダム専門誌のライター氏は?
それはともかく。プチ缶詰のおかげで本文原稿の方については、文章・
構成はほぼ完成しました。あとは各ページに載せるメカ絵が順次揃って
くれば、夏にはまず間違いなくご覧いただけるかと。
/////////////////////////////////////////////////////////
*1:個人的に、コミケには何かしらの新刊を用意してサークル参加したいという考えが
あるので、スケジュール的に新刊を用意できない → (一般も含めて)参加しても
しようがない → 参加しないってことで、友人との会話で「そういや今日だねぇ」
と言われても、一瞬何のことか判らなかったりするくらい意識の外にあったり。
*2:とりあえず『ガンダム』に限って言えば、映像作品に先立って活字媒体が見られた
のは『Z』のごく初期ぐらいだったはずで、ネットなどで時折見かける「原作も
読まないくせに観てて解んないとか言ってんじゃねぇよ」的な反論には少なからず
違和感を覚えます。
*3:バナージの想いをオードリーが、さらにそのオードリーの反応をマリーダが感じ
取ったシーンがあったんですけど、あれは何なんでしょうかね。
*4:「君が空から降りて来た時ドキドキしたんだ!」なんて台詞を本人を前に言ったり、
「君を助けたいんだ」という思いにも素気なく「今までありがとう、さようなら」
と返されて打ちひしがれたりする辺り「天空の城ラピュタ」のパズーですな。
パズーにはミコットに当たるキャラがいなかったから、まだシータを助けたい
という思いの純粋さ(?)は画面からだけでも解るんだけど・・・・。
仮にバナージがミコットに対して何の想いも抱いてない、ということでも、あの
気持ちの偏りっぷりはどうよ?と思う訳で。
*5:それでも結構な分量を端折ってるから解り辛いものになってるようですが。小説の
ト書きを全部映像化、もしくは台詞で説明するという訳にもいかないでしょうし。
この3連休は「プチ缶詰」やってました。水戸はおろか(*1)新宿や
秋葉原へも行くことなく、せいぜい昼飯を食べに出るついでにブロード
ウェイを軽く廻るくらいで。“戦果”も多分今週頭には出てたのに失念
していた「GREAT MECHANIC」ぐらい。
そこでも特集されていた『ガンダムUC』ですが、NEWSのメンバーも
交えて、一通り観てみました。基本的に原作小説はほぼ未読の状態で
観てますんで、“原作を読んでれば言わずもがな”な部分については
ご容赦を(*2)。
メカに関しては、クシャトリア VS スタークジェガンを筆頭に「素晴ら
しい」の一言ですね。昨今、本格的なメカ・アクションが描かれる機会も
減ってきて、その手の作画を得意とするスタッフの鬱憤がぶつけられて
いるかのようなシーンの連続でした。
ただまあ、ネットで言われてるほど「凄ェ!」とは思わなかったという
のが正直なところ。ぶっちゃけ、『0080』や『0083』の第1巻を観た
時にも、みんな同じぐらい「凄ェ!」って言ってたんじゃないかなァ・・・。
何と言いますか、100点満点の評価で150点ぐらい付けている(こっちは
こっちで80~90点ぐらいは付けてるつもり)という印象です。
ただまあ、逆に言えば10~20点分の気になった点があった訳ですが。
とりあえず、『逆襲のシャア』から3年しか経ってない舞台設定で、
MSを操作する器具がアームレイカー式じゃないのは何故ですかね。
古い機体の(ために損傷しても修復できない)クシャトリアや、アーム
レイカーが早々に廃れた(と仮定して)以降に新規生産されたであろう
リゼルやギラ・ズールとかはともかく、ジェガンがアームレイカーでは
ないのはちょっと「???」となってしまいます。
ロンド・ベルには常にそういった最新式(この改修点に関しては旧式
に戻したとする方が正しいかもだけど)が優先的に配備されている
とか?
『逆シャア』から3年ということで言えば、接触した瞬間のみ刃を
展開するビームサーベルとか、どこ行っちゃったんでしょうかね。
指の欠損とかがあったら操作に支障をきたす可能性のあったアーム
レイカーと違って、純粋にエネルギー効率を重視した結果出てきたもの
だったと思うんですが。そんな些細なこと気にする必要がなくなるほど
エネルギー効率が上がってきたとか?
あと気になったのは、クシャトリアのファンネルの攻撃でジェガンや
ロトの機体がスパスパ切れていく点。イメージ的に、ガンダム世界で
一般的なメガ粒子砲被弾のダメージ表現ではなく、レーザーメスで切って
いるかのような印象を受けました。
ファンネルに搭載されているのは、メガ粒子砲ではなくてレーザー砲
だという設定があったような気もしますから、それに沿った演出なん
でしょうかね。
それと、メカに関してではないですが、インダストリアル7に潜入して
重力につかまって落下してくるオードリーを、バナージが気付いて助ける
シーン。普段から遠くを見ているからといって、機動試験中のユニコーン
ガンダムを見つけた時(視力はいいようだけど)とは違って視線の先に
居たという訳でもなかったようだし、オードリーの何かを感じ取って(*3)
助けに行くにしても、いきなりプチモビ横取りしてまで?というところ
とか、カーディアスに「君は帰りなさい」と言われても喰い下がる辺り
とか、何でそこまで入れ上げる?ってくらい、オードリーに執着して
ません?
正直、目の前で友人たちが死んでパニックに陥っているガールフレンド
を無視して、自分が助けなきゃいけないと思いこめるほどの、バナージ
のオードリーに対するこだわり(*4)が見えてこないというか何というか。
まあ、それでも『Z』第1話のカミーユほど不可解なものではなかった
んですが(苦笑)。
1本30分だと思ってたのが実は約一時間あったんですが、特に長い
とは感じなかったですね。“掴み”のメカ戦も含めてまだ導入部で、
かなり盛りだくさんな内容になっている(*5)のに加えて、主人公が主役
メカに乗り込んでいざ出撃!ってところで引きになっている辺り、巧い
作りになっているんじゃないかと。
ところで。結局のところ、都合2回観ても、私がユニコーン第1話を
見て怒り出す部分がよく判らなかったんですけど、何に怒ると思ったん
でしょうかね、某・ガンダム専門誌のライター氏は?
それはともかく。プチ缶詰のおかげで本文原稿の方については、文章・
構成はほぼ完成しました。あとは各ページに載せるメカ絵が順次揃って
くれば、夏にはまず間違いなくご覧いただけるかと。
/////////////////////////////////////////////////////////
*1:個人的に、コミケには何かしらの新刊を用意してサークル参加したいという考えが
あるので、スケジュール的に新刊を用意できない → (一般も含めて)参加しても
しようがない → 参加しないってことで、友人との会話で「そういや今日だねぇ」
と言われても、一瞬何のことか判らなかったりするくらい意識の外にあったり。
*2:とりあえず『ガンダム』に限って言えば、映像作品に先立って活字媒体が見られた
のは『Z』のごく初期ぐらいだったはずで、ネットなどで時折見かける「原作も
読まないくせに観てて解んないとか言ってんじゃねぇよ」的な反論には少なからず
違和感を覚えます。
*3:バナージの想いをオードリーが、さらにそのオードリーの反応をマリーダが感じ
取ったシーンがあったんですけど、あれは何なんでしょうかね。
*4:「君が空から降りて来た時ドキドキしたんだ!」なんて台詞を本人を前に言ったり、
「君を助けたいんだ」という思いにも素気なく「今までありがとう、さようなら」
と返されて打ちひしがれたりする辺り「天空の城ラピュタ」のパズーですな。
パズーにはミコットに当たるキャラがいなかったから、まだシータを助けたい
という思いの純粋さ(?)は画面からだけでも解るんだけど・・・・。
仮にバナージがミコットに対して何の想いも抱いてない、ということでも、あの
気持ちの偏りっぷりはどうよ?と思う訳で。
*5:それでも結構な分量を端折ってるから解り辛いものになってるようですが。小説の
ト書きを全部映像化、もしくは台詞で説明するという訳にもいかないでしょうし。