機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

最後の嘘

2016年03月13日 | 雑記

 久々に「ちちんぷいぷい」を観る機会があって、桂南光とか石田
英司とか全然変わってなくて番組内容に関係なく笑えたんだけど、
総合司会が角淳一から山本浩之に替わっていて、ちょいビックリ。
 あの人、関西テレビを辞めてフリーになってたんですな。
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どうもです。

 恥辱を雪ごうと決闘を申し込むカルタさんを意に介さず、一方的
に蹂躙していく三日月。作法もクソもない戦い方に最後まで対応
できずに、瀕死の状態でガエリオに助け出されるも死の間際まで
マクギリスが助けてくれたと思い込んだまま事切れる。「最後の嘘」
ってのは、カルタを慮って彼女の勘違いを否定しなかったガエリオ
を指しているんでしょうかね。
 それにしても。ガエリオに覚悟を決めさせる最後のひと押しと
してカルタが死ぬ必要があったのだとしたら、登場当初のマヌケ
ぶりはどうにかしておいて欲しかったですな。戦いに対する考え方
とかそもそもの生き方とか、根本的な意識の異なる者同士のズレ
というか、形式主義者の愚直さを出すにしてももう少しやり様が
あったんではないかと。
 例えば、確かにお飾りでまともな実戦経験もないけれど、綿密
なシミュレーションと厳しい訓練をこなしていて、特定の陣形や
フォーメーションに敵を追い込んだら相応に強いとか。ラフタや
アジー相手にならむしろ優勢を占めていたのに、増援に来た鉄華
団のルール無用っぷり(笑)に引っ掻き廻されてグダクダになって
撤退するとか、一定の強敵感はあってもよかったかも。
 作劇上、形式主義者の滑稽さが必要だったとしても、それは
蒔苗(&クーデリア)を確保しに来ていた艦隊司令?にでも
(せっかく火星で初っ端に三日月にぶっ殺された小隊長の兄と
いう、正直どーでもいい設定もあるんだし)
集約すれば済むと思う訳で。

 とはいえ、
メリビット「後戻りできなくなるから考え直せ」
オルガ「戻るって何処に?」
メリビット「・・・・・・・・・」から
ビスケット(回想)「僕ももう降りない。皆で一緒に火星に帰ろう」
オルガ「お前が死んじまったら、もう一緒に帰れないじゃねぇか!」
と来て
オルガ「俺たちには戻る場所はないかも知れねぇがたどり着ける
    場所はある。皆でそこに行くんだ!」

までの一連の流れは(今回は鴨志田一氏との共同脚本なので
岡田氏の手によるものかどうか不分明ですが)久々に《あの花
/ここさけ》を思い起こさせる展開でした。

 鉄血のオルフェンズも(まあ二期があるのはほぼ確実だとしても
とりあえずは)あと2話。次回も戦闘シーンはいつもよりは《盛り
気味》なようですが、プラモなどの販促に繋がる(苦笑)盛り上がり
を見せるのか、果たして・・・・?
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