My Favorite 《ゴールデンイーグル&Sleeping lion》

私の好きな有名人、本、食べ物、ちょっと一言、感謝する事、etc

五日市 剛氏 講演会

2010年04月02日 | 有名人
友人は去年五日市さんに年賀ハガキを出し、今年になって五日市さんから年賀ハガキが届いた。
その年賀ハガキを見て私は驚いてしまった。
住所、電話番号、メールアドレス等の個人情報が記載されていたからだ。
そして大勢のファンがいてその一人一人に年賀ハガキを出していることもとても意外だった。
個人情報を記載して、悪用されるかもしれないとは思わないのかな。
私は非通知で携帯にかかってくる電話は繋がらないようにしているし、登録していない番号からかかってきても電話に出ないようにしている。

さて今年で三年連続 講演会に参加しているけれど、今回はどんな話を聞かせてくれるのだろう。
講演会の前半は前回二回話を聞いていたものと似ていた。
五日市さんは相変わらず話がうまくて最初から観客を笑わせてくれる。

魔法の言葉を唱えていた女性が五日市さんと会った時の話。
「新型プリウスに当りました」とずっと唱えていた女性が本当にプリウスにあたったそうだ。
聞いていて笑ったらいけないところなのに、思わず笑わずにはいられなかった。
車にあてられたとしても当ったことには変わりないから。
五日市さん曰く、その女性は感謝が足りなかったそうだ。

後半では絵本の紹介があった。
「いのちをいただく:内田美智子著」
最初話を聞いていて涙が滲んできて泣きそうになったけれど、人間の根幹的なことに改めて気付かされた気がした。
数日後に本を読んでいて、しのぶ君は小学校の三年生だけど大人以上に本質を理解しているなと思ってしまった。
そして自分達が大事に育てた牛を生活するために売って、泣きながらおいしいといって食べてしまうシーンはとても残酷な気がしてならなかった。

自然界の食物連鎖の中で、動物は生きながらえる為に獲物を狙って殺すけれど、人間は満腹でもまだ欲してしまう。
冷蔵庫の中にはお肉や魚の冷凍したもの、野菜はしおれてパサパサしたものが入れてあり食べきれなくて残っているのに、新しい美味しいものを買ってしまう。

昔一度だけ畜産加工センターに行ったことがある。
生ごみの臭いとは比べられないぐらい、形容しがたい臭いが建物にしみついている感じだった。
この本を読んで、生きている家畜を自分の手で殺さないといけない人の気持ちが少しだけ汲み取ることが出来た。
食べ物からエネルギーを貰っている私達は、食べ物に感謝して食べ物を粗末にしないで残さないようにする。
たまに忘れることがあるけれど、それが最低限の義務でしょう。

私は今まで数少ないけれど色々な人達の講演会に参加したことがあるけれど、五日市さんのように人を感動させることが出来る人はそんなに多くはいないだろう。

コメント
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