ホームレスだった社長が伝えたい 働く意味 ＊＊＊兼元 謙任氏＊＊＊

兼元　謙任氏は、現在は社長だけど二年間ホームレスだった過去を持っている。
デザインの仕事でお金が入ってきてホームレス生活から脱却できたはずなのに、一万円だけを自分の手元に残して家族の為に残りは送金していた。
子供の頃は難病を抱えて、大人になってもホームレスになりいろいろ苦労しているから、人とはちょっと違った視点で物事を捉えて、人間的な魅力がある人だと思う。

人によって打たれ強さの強弱があると思うけれど、一回のジャブでダメージを受けてダウンしてしまう人もいれば、ジャブを何度でも打たれ続けて、次にストレートが顔面にきてもダウンしないだけの抵抗力を身につけて強くなる人もいる。

この本を読んでいたらなんだか少し私と兼元さんは、考え方が似ている点に気付いた。

☆MKタクシーの話
MKタクシーの制服の話で、新しく導入した制服が恥ずかしいという理由で125人のタクシー運転手が辞めたそうだ。
女性だったらそういうこともあるかもしれないけれど、男性にもそういった気持があることを知ってちょっと意外な感じがした。
それに制服が嫌で仕事を辞めてしまえるご時世だったというのも、ジェネレーションギャップを感じる。

☆仕事をした時にだれが喜ばないかを考える
☆周りへの負の影響を最小限にとどめる
こういった意識は持ったことがなかったからすごく新鮮な感覚。
同じ商売をしているのだったら、喜ばないのは競合会社だとは思うけれど・・・
負の影響を最小限にとどめるのって難しそう。

☆自分の夢のために自分を鍛える
可愛い子には旅をさせろと言われるけれど、それとは逆で子供には何の不自由もさせないような育て方をする親御さんも多いのかもしれない。
確実に親の方が子供よりも先に逝ってしまう。
その時に困らない様に、世間の厳しさを子供に教えてあげるのも親の役目だと思う。

☆無意識レベルの系
兼元　謙任氏は感受性が鋭いのだろう。
守護霊を味方につけて、その存在に対して感謝している。

☆自宅のトイレ掃除
兼元　謙任氏は社長なのに毎日トイレ掃除をしているのには感心する。
そしてそれを娘と息子にもさせているのにも感心する。