大事なことは自分の頭で考えること
行動することです
なにごとも簡単にはいきません
自由とはけわしくきびしいものです
だからこそあなた方には考えつづけてほしいのです。
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わたしは若い人に伝えたい
人生は冒険です
安全は暖炉のそばにはありません
若い人には肌のちがいや文化・宗教のちがいをこえて交流してほしい
そして新しい世界をつくってほしいのです。
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ニューヨークの上流階級の裕福な家に生まれたエレノア。
貧しい生活を送っている人達もいる。そのことを知ってほしいと、父親と一緒に小さいころから慈善活動をします。
しかし、エレノアを愛してくれた父親は、幼いころに亡くなってしまいます。
内気だった少女は、大人になるとフランクリン・ルーズベルトと結婚。
彼はのちに32代アメリカ大統領になる人物。
しかしフランクリン・ルーズベルトは、ポリオになり一生歩けなくなります。
歩けないフランクリンの代わりに、エレノアはアメリカ中を飛び回り、色々な人達と出会い、人々の声を聴いていきます。その行動はアメリカを良くするため。アメリカに暮らす人々のことを考えてのこと。
エレノアは、フランクリン亡き後、国際連合のアメリカ代表団に入り活躍します。
その後、国連人権委員会の委員長になったエレノアは、世界人権宣言を訴え採択されるのです。
人権のために国連で活躍した大統領夫人 エレノア・ルーズベルト シナリオ 和田奈津子
いつも暖炉の傍にいられればいいけれど、外に出ていかなければならない。
自分の頭で、何をすればいいのか考える。
普段の生活のこと、そして世界のこと。
たまにわけのわからない人に出会い、ぶっ飛ばすぞーと思いつつ
イライラする気持ちを抑えられない自分や
執念深い自分や
物事を都合よく解釈する自分や
妖怪のようになっていく自分や
そういったもの全てを受け入れて、自分らしく生きている自分を愛しく思う。