は行の日記

ははは、ふふふ、ほっほっほと笑って暮らせたら人生幸せです!

染め初め

2013-01-08 19:55:59 | 草木染め

今年、初めての草木染教室の日

まずは、恒例、お茶から~

ご利用者さんお手製の干し柿と、浅漬けが美味しいです

 

お茶を飲んだ後は、みなさん慣れたもので、椅子の背を相手に毛糸をかせにしています

言語障害の方は「上手くしゃべれないけど、ここに来ると楽しい」と言いながら巻いています

それを聞いていた全盲のTさんが「あんたはしゃべれないくらいでちょうどいい、それ以上しゃべったらうるさいよ」と

横に居た、いつも穏やかなHさんが「あんなこと言ってるけど、仲が良くていいコンビだよね」と笑っています

年代も、不自由なところもみなさん違いますが、何しろ良くしゃべって明るい

いつも大笑いです

そんなことばかりしているものですから、染め液に(今回はインド茜)浸す時間をいつも忘れて仕舞います

全盲のTさんの腕時計は音声で時間を知らせてくれるので「20分たったらわかるように設定しておいたから」と頼もしい限り(笑)

 ⇒  茜の染液

 ⇒  みょうばんの媒染

毛糸でも種類が違うと染まる色も違いますね  タンパク処理をしていない木綿もピンクに染まります

前回、汚い茶に染まって気に入らなかったTさん、その木綿の布 ↑ に茜を重ね染めしました

小豆色に染まって、目の見えないTさんに、みんなが「今度は良い色に染まっているよ~」と

「ちょっとムラになっちゃったかな・・・」とkikiが言うと

「裂いて、織るから、ムラがあった方が深みが出る」とTさん

毛糸を染めた方は、このピンクを経糸にして他の草木染めの糸を緯糸にして織って、バッグに仕立てると

みなさん、作りたいモノの構想が頭に中にあるようです

こうした講座は活気があっていいですね

今日も元気をもらって帰って来ました

 kikiが染めた3種

藍の生葉染めで水色のムラに染まっていた、長じゅばん地を絞り染めにしたらきれいな紫に

半襟用の孔雀の白の絹は艶やかなサーモンピンクに

毛糸は渋めのサーモンピンクに染まっています

これは、でかショルダーのチラッと見える2枚目のフタに

半襟にするには艶やか過ぎる、これは何にしましょう?

毛糸はkikiが好きな色なんですが、↑ これしか無いので

これで何が出来るのか・・・・・考え中!

みなさんに負けないように、kikiもモノにしますよ~!!