昨日の土曜日は、午前は東部地区の保険補導員会
「食と健康体験講座」
自分のからだと年齢に合った食事ってどのくらい?
SATシステムを使って献立選び! *SATシステムとは信大で開発した食育教材です
会場の公民館にいっぱい並べられたご馳走(もどき)
なんでもあります
ビールやドーナッツも (*^。^*)
自分の夕食とか朝食とか設定して、トレーの上に食材を乗せると
総カロリーとか脂質などが計算されてプリントアウトされます へぇ~ (@_@;)
kikiもいつもの息子の油まみれ(?)の夕食を乗せてみたら・・・・・・真っ赤でした
トンカツにから揚げに丼2杯のご飯じゃ当たり前か(笑)
プリントを見て保健師さんや栄養士さんがアドバイスしてくれます
みなさんの食材選びが終わったところで、保健師さんのお話し 「認知症って予防できるの?」
次は栄養士さんのお話し 「中鎖脂肪酸について」 解りやすくお話してくれました
家に帰るなりダンナに、今度サラダオイル買う時には、特保の中鎖脂肪酸って書いてあるやつ買って来てね~
と、すぐその気になるkiki(笑)
その後がkikiの 「もしも家族が認知症になったら?」
母の介護の話しを、こんな風にすると楽しく笑って過ごせます・・・みたいなお話をしてほしいと
保健師さんに言われていましたので、出来るだけ楽しいお話を
かめちゃんがね、黒豆蒔いたらもやしみたいになったとか
トイレが分からず迷子になって、全部の戸を開けてみてたとか
新聞を縛っていたら、そのうちにじいちゃんの書類や洗濯物や枕まで縛りだした話しとか・・・・
今日も7枚着ている話しでは、下着やブラウスやTシャツを着て、その上からボアシーツを着ている
敷布団の隅に4か所留められるようになっているゴム紐の2つを
両肩にかけてお姫様の着物みたいになってる姿を、栄養士さんがモデルになって再現してくれました(笑)
みなさん笑って聞いて下さっていましたが
蒔く豆の数はすぐ忘れても、人を気遣う気持ちは残っている話しとか
笑っている母を見て父が笑い、二人を見て思わず笑った私を見て母が「お前は何笑っているだ?」と
また笑った話しとか
母や父を、私の知らない所で近所の人たちが見守っていてくれる話しとかすると
いつの間にか笑いが涙に
こんな講座をする度に、母とのことを思い出します
介護している間は、笑った数より泣いた数の方が多かったはずですが
済んでみれば・・・・・それもみな懐かしい思い出ですね
認知症の講座が無事終わり、午後は役場へ
「いのちと向きあう在宅医療」 あづみ病院在宅支援課部長 薛孝太郎先生の講演
受付のお手伝いをしていると
えんむすびの講座に来てくださる方々のお顔もたくさん見えます
ケアマネや介護の事業所の方々も
会場がいっぱいになって、準備した椅子と同じくらいの数の椅子を足しました
先生のお話の後、それぞれの専門職や家族を実際に介護されている住民の方のシンポジウムもあり
”家で死ぬ”ということをじっくり考えた時間でした
先生のお話の中にも有ったように、現代は死を考えにくい社会で
死が身近にない
新しいことが良いこと・発展することが素晴らしいという現代の考え方からすると
生命の有限性、環境の有限性を考えると、死にゆくことは正反対に見えてしまう
しかし、人は誰でも1回は死ぬのだから
どのような死(生)が自分にとって良い死(生)であろうか?と
何度も死(生)について考えることが大事であると・・・・・・・・
ピンピンコロリが理想とみんな言うけれど、自分でイメージしているそれと
実際に起こるそれはギャップが大きい
死ぬその時まで自分らしく、人に迷惑をかけたくないと言い過ぎていないか・・・・
生き抜くという役割は、辛い状態になってもがいても、周りにその生き様を見せることだと
そんなお話を聞いていて、私のおじいちゃんの時、おばあちゃんの時
姑、母と4人の最期の時を思い出していました
私が死をあまり怖いと思わないのは
実際に見ていた死が苦しいだけのものではないことを
肌で感じて知っているからかも・・・・・そんな風に考えています
なんだか何を書いているのかわからなくなりましたのでここで・・・