10畳位の座敷部屋が二つ
右側の部屋は、寝室になっている。
この写真を廃墟好きの人に見せた際「涎が出た」と言っていた。笑
分かります、傷んだ障子戸、黒ずんだ梁、昭和な空間がたまりません。
私はどちらかと言うとエンジェルの方が良いのですが 笑
梁には、絵画が飾ってありました。
数十年ここに在るのでしょう
何処からともなく、獣の鳴き声が聞こえました。
ふと見ると足元に縫ぐるみがありました。この子か~
名札には「1ねん(^0_0^)(豚の絵)ぐみ ららぶ~」と書いてあります。
子供さん達でしょう、現在は、向かいの新居に住んでいるのか、結婚をして他所へ行ってしまったのでしょうか?
私「床が抜けるかもしれないから気をつけてよ。」
ワタ「はい。廃屋は、ホテルと違った緊張感がありますね。」
木村「大型ホテルとなると大変だよ?ほんと探検になるよ。」
ワタ「はい。僕は軍隊関係が好きで、よく雑誌を観ています、潜ったりくぐったりするのが好きなんです。それとカメラも興味があって、カメラ雑誌はチェックしています、まだ一眼レフを持っていませんが、将来持ちたいと思っています。」
私「雑誌があるねー、84年~89年の四駆やナイフの雑誌だ。新居の方から持って来たのだろう。この辺りは、山深い地区だから、結構アウトドアや釣りを趣味にしている方が多いね。」
木村「この地域は、廃墟は無いと思っていたけど、意外と在るもんだね。」
私「自分も無いと思っていて、通過地域だった、でも何か臭いとは思っていたけどね、知り合いの廃墟写真家さんも、この辺りは交通が不便だし、山林しかないので、無視されがちだけど、探せば在りそうだと言っていた。ただ薄気味悪い物件が多いね。」
隣の北側の部屋ですが、南側の生活空間と打って変わり、暗くて、空気が全然違います。
窒ェ生えています。
この絵画が気に入り、撮ったのですが、長く居たくない部屋でした。
私「ワタ君、そろそろ撤収しようか?」
ワタ「そうですね」
木村「お~、ワタ君、まだ調査続けてるぞ」
ワタ「キャプテン、昭和49年の葉書がありました。」
私「あー、どれどれ」
私「法要案内だね。」
よし撤収しよう!
※一般的な古い廃屋ですが、それなりに歴史を感じられ、味わいがあって良い雰囲気でした。
単独で、じっくり探索するのも良いですが、たまには仲間と一緒に探索するのも楽しいものです。
2010/06/04ワタ、キムラ、ハヤト
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