廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

廃屋1979 終

2011-04-27 08:50:00 | 廃墟B
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 10畳位の座敷部屋が二つ

 右側の部屋は、寝室になっている。

 この写真を廃墟好きの人に見せた際「涎が出た」と言っていた。笑

 分かります、傷んだ障子戸、黒ずんだ梁、昭和な空間がたまりません。

 私はどちらかと言うとエンジェルの方が良いのですが 笑






 梁には、絵画が飾ってありました。
 数十年ここに在るのでしょう


 何処からともなく、獣の鳴き声が聞こえました。






 ふと見ると足元に縫ぐるみがありました。この子か~

 名札には「1ねん(^0_0^)(豚の絵)ぐみ ららぶ~」と書いてあります。

 子供さん達でしょう、現在は、向かいの新居に住んでいるのか、結婚をして他所へ行ってしまったのでしょうか?






 私「床が抜けるかもしれないから気をつけてよ。」

 ワタ「はい。廃屋は、ホテルと違った緊張感がありますね。」 

 木村「大型ホテルとなると大変だよ?ほんと探検になるよ。」

 ワタ「はい。僕は軍隊関係が好きで、よく雑誌を観ています、潜ったりくぐったりするのが好きなんです。それとカメラも興味があって、カメラ雑誌はチェックしています、まだ一眼レフを持っていませんが、将来持ちたいと思っています。」



 


 私「雑誌があるねー、84年~89年の四駆やナイフの雑誌だ。新居の方から持って来たのだろう。この辺りは、山深い地区だから、結構アウトドアや釣りを趣味にしている方が多いね。」

 木村「この地域は、廃墟は無いと思っていたけど、意外と在るもんだね。」

 私「自分も無いと思っていて、通過地域だった、でも何か臭いとは思っていたけどね、知り合いの廃墟写真家さんも、この辺りは交通が不便だし、山林しかないので、無視されがちだけど、探せば在りそうだと言っていた。ただ薄気味悪い物件が多いね。」






 隣の北側の部屋ですが、南側の生活空間と打って変わり、暗くて、空気が全然違います。






 窒ェ生えています。

 この絵画が気に入り、撮ったのですが、長く居たくない部屋でした。






 私「ワタ君、そろそろ撤収しようか?」






 ワタ「そうですね」
 
 木村「お~、ワタ君、まだ調査続けてるぞ」






 ワタ「キャプテン、昭和49年の葉書がありました。」

 私「あー、どれどれ」






 私「法要案内だね。」






 よし撤収しよう!

※一般的な古い廃屋ですが、それなりに歴史を感じられ、味わいがあって良い雰囲気でした。
 単独で、じっくり探索するのも良いですが、たまには仲間と一緒に探索するのも楽しいものです。
2010/06/04ワタ、キムラ、ハヤト
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廃屋1979

2011-04-25 22:53:00 | 廃墟B


 この日は、新人の渡辺(ワタ)とお馴染みの木村と一緒に情報を得た廃墟数件を周っていた。
 6月ともなれば、もう夏の様に暑い日もあり、廃墟の中は、蒸し暑く、廃墟特有の臭いも発生していた。
 私達は、メインの廃墟を探検し終え、満足感と新人のワタもいる事で、気分上々で帰路についた。
 その帰り道、何の気なしに脇道へ進入したところ、道路沿いに当該廃屋を確認した。
 大した物件ではなさそうなので、スルーしようとしたが、この日ワタが初廃墟で、興奮冷めやらぬ状態で「観てみたい」と言うので、行く事にした。






 私「廃屋は後にして先に敷地内を探検しよう!」






 6月なので、もう雑草が生い茂っています。

 写真だと大きさが判り辛いですが、結構大きな井戸がありました。

 この地域は農家が多いので、廃屋に貯水槽と農機具小屋や牛馬小屋は付き物です。

 とその時、何かの視線を感じました。






 「スズキjain」の亡骸がありました。

 敷地は、意外と広いです。今は荒れてしまっていますが、見渡す限り畑だった様です。






 私「なるほど」 

 ワタ「キャプテンっ!あっちに建物があります!」






 私「屋根がペシャンコだな、行ってみよう!」






 私「冷蔵庫の亡骸がある、あー建物は潰れてしまってるね、納屋だった様だ。ここは危ないからNG、住居の方を探検してみよう!」






 木村「了解」

 ワタ「了解」






 向こうの玄関からお邪魔させて頂きましょう。






 私「涼しいね」

 木村「日本家屋はいいですよね~」

 ワタ「お~」






 玄関を入った直ぐ脇にちょっとした物が置いてあり、カレンダーがあったので確認。






 私「1979年1月だ。」

 木村「廃墟への道は、31年前開始した様ですね」

 ワタ「そうなんですね」






 私「さっきからそっちで話し声がしてるよねえ?」

 ワタ「え、そうですか?誰か来たのですかね?」






 私「大丈夫だ、人は誰一人いないんだ、そんな事より」

 ワタ「キャプテン、か、顔が浮「です。。」






 私「足元気をつけてねー」






 木村「けっこう残留物ありますねえ」






 私「窒ェ生えちゃってるね」

 ワタ「わ~凄いっ」

 木村「渡辺さん楽しいですか?良かったですね^^」
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スパニッシュ・ホラー・コレクション

2011-04-24 18:29:00 | B級ホラー紹介



 ギャーーーーーーーーーッ!


 はい、またお会いしましたね、キャプテンハヤトです。笑


 こちらがですね、スパニッシュ・ホラー・コレクションBOXセットになります。


 ★内容
 ・ルームズ・フォー・ツーリスト
 ・36パスオーエス
 ・スクール・アット・ナイト
  &未公開作品の特典DISK付きとなっているそうです!


    

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電波系

2011-04-17 11:15:00 | 廃墟B


 ぼろぼろになった鳥居があり、神社はなく、奥に石碑だけが立っていた。







 この辺りは、昔から宗教団体の施設が幾つも在り、周辺は山深い
 
 農家が点在し、分校がある様な所で、道路は昼間でも交通量は少ない。


 




 あ、ありましたね、盗難車関係ですか?

 探検をしていると、投棄された車両をよく見鰍ッます。車内を覗く時、緊張が走ります。







 やはり不思議な場所がありました。

 奥の建物は、屋根の上に何やら尖った物が突き出ており、奇妙な形をしています。

 手前は、御堂でしょうか?

 敷地は、雑草が生えてしまっています。

 人の気配はなく、静まり返っています。

 電波系の人達は、この一帯にUFOが飛ぶとか地下にUFOの基地がある可能性がある等と言っている。
 私のところにも時々問い合わせが来るが、UFOや宇宙人の本を観るのは好きだが、詳しくはないので分からない。笑
 






 恐る恐る側へ寄ってみる

 「ちょ、ショボイ宇宙人の基地だな」笑

 六角形の尖った物が天へ向かって突き出ている。宗教色が濃いですね。

 玄関は施錠されていました。

 集会所か何かなのでしょうか?

 尖ったところへ天からのパワーを集中させるのでしょうか?はたまた発進するのでしょうか?そんな意味があるのでしょう。







 裏手へ行ってみます。







 御堂ですね、扉が少し開いています。

 UFO基地への出入り口になっているのかもしれません。笑

 中を少し覗かせて頂きましょう。







 何と!あらまあ、物盗りにやられています。







 荒れていますね。







 大した残留物はないです。







 物が散乱しています。

 床がフローリングの様です。

 





 何だかよく分かりません。







 ここの神様でしょうか?







 触るのが浮「から、調べません。













 どうやら宗教家さんの様ですね。もうやられていないのでしょうか
 
 小ネタ物件ですが、こう言う不思議な場所は結構ドキドキします。

 古い地図を観てみたら、○○神社と記載されていました。







 べーっこがこっちを見ています。

 べ~~ べ~~



スパニッシュ・ホラー・コレクション

2011-04-14 02:32:00 | B級ホラー紹介

 

ビジュアル画像等使用許可:AMiEntertainment 阿見プロデューサー


「36PASOS」

 はい、またお会いしましたね、こんにちは、キャプテンハヤトです。

 僕のホラー好きが高じまして、この度「Rooms For Tourlists」 と「36PASOS」と言うスパニッシュホラームービーのモニターと紹介の依頼を受けました。

 前回の「ルームズフォーツーリスト」に続きまして、今回は「36PASOS」と言う題名の同じくアルゼンチンホラーで、監督も同じくアドリアン・ガルシア・ボグリアーノさんの作品をご紹介したいと思います。

 DVD制作プロデューサーも“なんか変わった映画です”と言っていたとうり、僕もどう紹介しようかと正直悩みました。笑

 
 ★映画は、36ステップのルールがあり、それを乗り越える為に、何が遇っても平静を装わなければならない、ルールを破ってはならない、それを破ると殺される。
 美女6人は、これを乗り越え、家から脱出出来るのか?!


 ☆最優秀撮影賞、最優秀SFX賞受賞


 ☆「限られた空間で恐浮キる主人公達を、限られた予算でアドリアン監督は撮り切った。それは無限の才能を感じさせたよ」(雑誌 Bloody Disgusting)


 ☆「観客を、まるで覗き見でもするような男性視点に持ち込み、サディステックな世界に引き込む。それが、冒頭のドロドロした騒乱から殺人ゲームを誘い、ラストまで加速させる!」(ニューヨークタイムス)


 アニメーションが入っていたり、ホラーにしては斬新です。
 美女がチェーンソーを持ち、凄い形相となって、ヒューヒュー言いながら仲間を追いかけるシーンは、かなり怖いです。
 スプラッターシーンもあります、かなりリアルで痛いです。

 美女がナイフで頭を刺され、刃が口へ貫通するシーンがありますが、これはフルチ監督の「墓地裏の家」の有名シーンにあり「おお!これは!」と思わせます。

 それから、ラストの方で、美女が縛られて泣き叫んでいる中、殺人鬼家族は、その横で誕生祝いをし、にこやかに歌を歌っているシーンがあります、これはトビーフーパー監督の「悪魔のいけにえ」に出て来る“チェーンソー一家の団欒シーン”を思い起こさせ「おお~!」と思わせます。

 エンドロールの演出がアーティスティックでかっこいい。

 まあマニアックな映画です。笑


 5月27日発売と言う事で、そろそろ暑くなって来る季節、一足早いサマーホラーを楽しんでは如何でしょうか?




 「ルームズ~」「36~」5月27日発売 予約はアマゾン