廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

軍艦マンション

2011-06-27 19:47:00 | 廃墟A
2010/04/11

予告

 軍艦の様な形をした未成マンションの廃墟である。
 広大な敷地内にまず一つ、大きな建物が横たわり、それはあたかも軍艦の甲板と操舵棟の様である。
 そしてさらに、もう一つ、いや、もう一隻、軍艦が停泊しており、二つの建物が存在しているのだ。

 甲板には、十字の形をした鉄筋が立ち並んでおり、まるで異国の墓地の様相である。
 そして軍艦は、植物の楽園となっていた。

 私は、背中にびっしょりと汗をかき、ひたいの汗を拭い、一歩踏み出した。

人穴FILE4

2011-06-13 03:24:00 | 一般探索
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 石仏がありますね。
 線香立てもあります。

 もっと寄ってみます。







 石仏の..目.目が光ってる。

 
 ”ここは無闇やたらに侵してはならない富士講信者の魂が集まる正に異界、聖地なのである。”

 





 かなり奥まで来ました。

 賽銭の受皿が置いてあります。

 終点の浅間大神が近い様です。







 天井がかなり低くなります。目視出来る恐浮ナす。







 しゃがんで進む感じになります。頭上に気をつけないと溶岩の尖った所が頭に刺さります。

 間違ってミニスカで来たりする女の子もいますが、違った意味で”神社”が見え隠れします。笑

 前方に実際の神社が見えて来ました。。 







 辿り着いた様です。
 神聖な雰囲気ですね。
 地面は水溜り状態ですが、気にせずもっと寄ります。







 浅間大神様です。
 近すぎます。
 耳鳴りがするほど静かで、神聖な場所です。
 奥を観ると、非常に天井が低くなりつつも続いている様です。
  
 そろそろ失礼させて頂きましょう。







 灰皿のある所まで戻って来ました。笑







 帰りは石碑の裏を回って戻ってみます。出口が見えます。







 ここまで来るとほっとします。







 異界と現世を結ぶ階段を上がってこの世に戻ります。







 地上へ戻りました!

 ちなみに左手に水道があるのですが、手や顔を洗ったりするのに良いです。笑
 水道の蛇口を捻ると人のうめき声の様な異様なサウンドがして不気味で面白いです。笑
 ここの水はかなり美味しいです。富士山の水ですから。笑


*時期にも寄りますが、夜になると風穴の中に蝋燭が灯っている事があり、かなりの演出に驚かされるそうです。富士講の方達が定期的に点けているらしいです。私が行った時は点いていませんでした。

 何度か訪れているのですが、AIは、わりと平気でした、キムラは、二度目は嫌がりました。 スギヤマは、薄気味悪いといいつつも平気で、これ以降穴にハマりました。笑
 私は再撮影で一人で来ましたが、気持が良い所ではありませんね(笑)しかし溶岩風穴や遺跡は貴重で素晴らしいので、是非観光でお参りに来て頂きたいです。

2008/03/29キムラ、ハヤト
05/31スギヤマ、ハヤト
2010/03/20AI、ハヤト
04/25ハヤト
当レモフ写真は、2010年のものです。

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人穴FILE3

2011-06-12 07:17:00 | 一般探索
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 石段を下まで下りて来ました。


 2008年春に初めてうちの木村と夜訪問した時の話しですが、ちょうどこの辺りまで下りて来た時“小さな声で女性が歌(お経)を歌っている声が聴こえ、ゾクッ!!としました。”木村なんかすっかりビビってしまいました。最初「信者さんが洞内でお経でも上げているのか」と思い、耳を済ませたのですが、洞内ではなく、碑塔群の方から聴こえて来る感じでした。

 「しかしこんな夜に態々お経を上げに来ないだろうし..誰かが訪問者を脅かしているのか?それにしても演技がうま過ぎる..」少し考えた..「あ!側に民家が一件ある、確か宗教関係っぽい雰囲気のお宅だったし、そこに住む方が家でお経を唱えているのがここまで反響しているのではないか?..そうだそうに違いない..」と推測すると大分安心した。

 キムラ「あ、そうか、そうかもしれないね..でも、家は、階段の下の駐車場の横だぞ?距離が少し離れてるね..まぁ洞窟の入り口だから集音したんだね...それにしたって不気味だなぁw」

 ハヤト「確かにこの時間に穴に入る直前でお経はないわw、心臓が口から出るかと思った。」

 何だったのかは分かりませんが、そんな事がありました。

 それでは風穴へ入ります。







 最初に立派な碑塔が待ち構えているのですが、赤い文字とかが結構浮「んです。
 一礼する為に側まで行きます。

 ちゃんと板が敷かれていて、参道になっています。







 富士講の開祖、長谷川角行は、1558年にこの人穴で修行をしたそうです。そして江戸時代には、富士山信仰の修行場となりました。
 富士講の信者は、富士参詣登山をした後、聖地の人穴に参り、この穴で宿泊したそうです。
 風穴内には、その時代に作られたとされる石仏が安置されています。
 
 風穴は、高さ1.5m、幅3m、奥行き約90mあり、最奥から更に狭い穴が続いていて、江の島や諏訪湖まで通じていると伝えられているそうです。

 今日一緒に来ているAIは、意外とついて来れます。心霊スャbトに意外とイケるので、誘えばついて来てくれるのですが、霊感があるので、ハードなスャbトは行きません、また、廃墟は行きません。




 


 真っ暗なので、強力なLEDとフラッシュが有った方が良いです。

 今日の装備はミスりました。日中の青木ヶ原樹海がメインだったので、ライト関係はチェックしていませんでした。


 地面が湧水でグチャグチャなので、板橋が設置されています。

 前方の銀色に見える物は、意外にも灰皿が設置してあります。







 左側が板橋、中央が地面、中央奥に見える箱型のものは、神様が祀ってあります。
 
 板橋の幅が狭いので、ウッカリ足を外して地面にズボッ!となる人がいるので、注意して下さい。泥沼状態です。


 水滴が「ピチャンッ  ピチャンッ  ピチャンッピチャンッ」と落ちる音が響いています。

 時おり、吐く息がもわっと白い霧の様になりゆらゆらと浮遊します。
 それと洞内は変な臭いがします。
 たぶん石仏等に線香を立てるので、長い年月で臭いが染み付いたのでしょう、全域に線香の臭いが充満していて重苦しい雰囲気です。
 
  





 左側の壁です。
 下は板橋です。

 こんな話しも聞きました。”昔小学生が遠足で来て、自殺した人の遺体を発見してしまった。”そうです。これは浮「です。

 あと”穴へ入って気が狂った”と言うもの、これはおそらく圧迫感や気圧の関係で、耳鳴りや頭痛がしたのではないかと思います。







 祠ですね、何か祀ってあります。

 ライトがあるので、少しは明るいのですが、でもかなり不気味です。

 では寄ってみます。







 石仏です、色々置かれています。













 この神様は女性ですね、お洒落して、化粧もしています。

 じつは”このはなさくやひめ”様だそうです。







 右側の壁の段差になっている所から何か視線を感じます。
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人穴FILE2

2011-06-11 05:08:00 | 一般探索
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 人穴浅間神社

 美しい神社です。
 近年建て直されたのですが、昔は、薄気...雰囲気でした。
 






 いつも一礼を欠かさずします。入洞もしますので、事故に遭ってはいけません。

  





 左側に碑塔が並んでいるので、観させて頂きましょう。




 


 左奥の方にひと際立派な碑塔があります。







 失礼させて頂きます。

 こんにちは。笑

 石柵の中にもう一基あります。







 碑塔と言う事ですが、皆お墓そっくりですね、そう言えば、東京の信者さんで「自分が死んだら、人穴神社に墓を立ててほしい。」と言った方がおられるそうです。







 碑塔は、二三三基安置されています。参詣の記念碑だそうです。

 夜はとんでもない景色となります。初めて訪問した時は夜でしたが、旧”ゲゲゲの鬼太郎”の世界だと思いました。^^;
 お供のAIは、霊感があるので、沈黙しています。笑
 黙っている時は、ヤバイと言う信号なんです。笑

 私は、廃墟探索もやっていますが、こういう場所も意外と好きな廃墟系さんもいます。







 いつも気になるのですが、塔群より少し離れた丘に七基だけあり、見張られている様な感覚があります。この人達は何でしょうか?
 もしかしたら、ここだけは碑塔ではなくお墓なのではないでしょうか。。







 それではここは失礼させて頂いて、いよいよ修行洞を訪問させて頂きます。







 こちらから石段を下りて行きます。

 周りには、碑塔や石燈ろうが立っています。







 穴の入口です。
 異界への入り口です。
 御胎内とも言われています。







 穴の上にも石碑が立っています。
 では下りてみましょう。
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人穴

2011-06-10 06:36:00 | 一般探索


 人穴神社(人穴富士講遺跡)

 富士山麓、富士宮市にある異界スャbト

 この神社の境内には、溶岩風穴があり、源頼朝が”富士の巻き狩り”を行った際、家来の仁田四郎に洞窟探検を命じ、四人の共と入洞、そして、大きな川が流れている場所まで辿り着いた時、四人が突然死してしまった。四郎は命からがら何とか逃げ帰って来た。と言う様な伝説があり、古い書物にも残されているそうで、他に”人穴は地獄だ”とか”江ノ島まで通じている”等の云い伝えもあるそうです。 







 春爛漫の青い空、桜も満開です...

 
 ここはすっかり心霊スャbトになってしまっているのですが、私が子供の頃から聞いている噂は、夜肝だめしで「女の子が鳥居を潜ると子供を産めなくなる。」「鳥居から離れられなくなってしまった。」「車で鳥居を潜ると事故る。」「肝だめし帰りの事故が数件あり、死亡事故も起きている。」「祀り神が木花咲耶姫(このはなさくやひめ、女神)なので、男性の訪問は歓迎されるが、女性が来ると怒りを買う。」等です。







 雲一つない澄み切った青い空の下..でも何故か、今日は緊張と不安を感じます。


 体験談としては、体験者から長い話しを(笑)伺いましたが、短く纏めると「肝だめしで風穴へ入ったところ、側で笛の音が聞こえ出したので、浮ュなり逃げ帰ったら、自宅の庭でもその笛の音が鳴っていた、家まで憑いて来た。」とか「ゴルフの打ち上げ前の時間潰しで、面白い心霊スャbトがあると、ふざけ半分で穴へ入ったら、酷い耳鳴りと頭痛がして穴から出た、それが家まで続いた、二度と行かない。」等でした。







 添記看板です。







 長い石段を上がって行きます。

 富士山に近く標高があるので、結構寒いです。


 それから、元祖水戸黄門の撮影や昨今では”稲川淳二の恐浮フ現場”で、稲川氏が訪問、女タレに手持ちカメラを持たせ、一人づつ穴へ逝かせた事でも知られています。笑 その時は、風穴への石段を下りたまでで、奥へは行っていません。稲川氏は「空気が違う。崇高だ。」とか言っていたと思います。次回は是非、伊東市の「河津三郎の血塚」で”恐浮フ現場”を撮影して下さい!!

 

 



 途中には、石碑が立っています。

 





 人穴神社の境内に到着しました。

 参道の両脇に古いお墓がずらりと並んでいて、一瞬圧迫感を受けますが、じつはこれらは聖地巡礼を記念した碑塔の様です。

 





 右側です。







 左側です。

 





 とても古いです。観て見ると、麻布など、東京の地名が占めています。富士講ですね。
 八王子等、東京に多かった様です。

 気が着くと、ついさっきまで晴れていた空も、曇ってしまっていて、すっかり寂しい雰囲気です。






 古い物なので、けっこう崩壊している碑塔もあります。

 向こうから、異様な圧力を鰍ッている赤い方がおられます。挨拶をしておいた方が良さそうです。







 この傾いた碑塔とお地蔵様のあるシチュエーションを見て、今「うわぁ~」っとマニアの声が聞こえました。笑 

 
 




 赤い肩鰍ッをキメているこのお地蔵様、いつもかなりの圧力を感じます。挨拶は欠かせません。
 この地蔵様にも目が光った等の噂があります。

 夜はカナリ(-_-;)ですが、碑塔が素晴らしいので、お見せしたく、今日は昼間に来ました。

 続く>>