今回は、山の頂上奥にあると思われる、廃社を観に行く。
藪が酷くなり、崖をよじ登り、道なき道を山頂へ上がり、現在は存在しているのか分からない廃社を探す。
この斜面を上がって行くわけだが、斜面と言うより、崖なので、蔓や木に掴まってよじ登らないと上がれない。
足元が滑るので、慎重に上がって行く。
今上がって来た場所だ。
直ぐにコンクリートの壁があった。
木の板か、どうやらここに何かの建物があった様だ。
先は、いきなりこんな状況なので、進めるのか?と思う。
台風の影響で、山の上方は、めちゃくちゃな状態になっているのである。
突入するしかないな。
今度は、当リが続き、下を潜ったり、跨いだりして行く。
左右は、蔓や枝がびっしりで、横へは行けない。
ようやく徐々に立って歩ける様になって来た。
あっ何かあるぞ?
もしかして神社跡か?
雨風で流されてしまったのか?
せっかくここまで来たのにな。
でも小さ過ぎるな。違うかもしれない。もう少し奥へ行ってみよう。
台座みたいな物があったので、乗せて置いた。
何だろう?
感で登って行く。
現れてくれ。
数百メートル奥へ上がって行った。
現れないな~、もう無いのか?
あ、鳥居があった!
あるのか!?
注連縄が半分切れていて無い。
これは何だ?
旧の鳥居の足かな?
しばらく行くと
あっ屋根が見える!
あったぞ!
いや~まだあって良かった。来た甲斐があった。
なんか雰囲気あるな。
玉石が置いてある。
状況開始する。
ぞくぞくするな
中を覗いてみよう。
何もない。
上の板を観ると、龍爪神社とある。
何も残っていない。
一周して観てみよう。
壁がかなり痛んだのだろう、トタンで補強されている。
比較的新しい神社だ、この山で作業を行った際に守護神的役割で、建てられたのだろうか?
さあもう大分陽が落ちて来たので、早く下山しないといけないな。
元来た道を帰るのは、大変なので、他に良い道がないか探したところ、裏手に道らしき痕跡があったので、少し行ってみたが、やはり途中で行けなくなっていたので、元来た方へ戻るしかなかった。
林の中はもう暗い。
廃神社を見た満足感で興奮しており、適当に下っていた事と暗さで元来た方角が分からなくなり、別の方向へ下りていた。
分からなくなってしまったのだ。
LEDライトは点灯していたが、1Wなので、いまいち周囲が分からず、斜面もどんどん急になって行く事もあり、何度も滑って転唐キる。
マズい。さっき来たのは、こんな急なところじゃなかった。
あっちへ行ってみよう。
ここも違う。焦る(大汗)
戻るか?いや、下方に僅かに灯りらしきものが見えるから、それを頼りに下って行けばいい。
だが、藪がぎっしりだ。行けるのか?
もう少し高いところを行こう。
上の開けた場所へ上がって、そこを行こう。
あ?何か見覚えがある景色だな、あのパイプ。あっ、あそこはさっき上がった崖のある場所だ!
良かった帰れる!
*かつてこの山で作業に従事していた多くの作業員の安全と発展を見守ってきた神社なのでしょう。
えが的に見ている側はイマイチかもしれませんが、行ってる本人は楽しいと言う現場でした。 山を登って行く過程と廃社発見、下山等のスリルが楽しめました。
暗い山を歩くのは、方向感覚がおかしくなり、危ないですね。山系は午前中から行きましょう(笑)
2008/12/26