廃異不思議探検隊/(SEASON2)

Wast different wonder expedition.(SEASON2)

廃祠 2

2015-03-22 01:46:00 | 廃墟C
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 神社と言うか祠ですね。

 失礼して扉を開けさせて頂きましょう。





 やしろが傾いています。

 失礼して、神様を拝見させて頂きましょう。





 あ、やっぱり神様居ないですね、廃社ですね。
 おそらく氏子さん達が年を取ってしまい、管理する人がいなくなったので、廃社にしたのでしょう。

 黴が生えてしまっている賽銭と皿、ワンカップの瓶が残っています。





 外れている板がありますが、漢数字縦書き記載と横に氏名が記載されています。
 これは建築費や管理費等の寄付者名ですね。

 場所からして、山の神、富士山自体を祀っていたのでしょう。





 裏手に苔生した旧鳥居とやしろの残骸があるので、現役時は、ちゃんと建て替えも行われていたのですね。





 今は、誰も来る人はいなく、参道も消えかけ、階段は崩れ、鳥居は廃れています。

 廃ホテル等の事務所に神棚が祀ってある事が多いのですが、ボロボロのやしろを見ると”神様なんて居ないのかな、信じる気持ちの問題かな”と思う。

 しかしこんな場所に人が歩いていたのには驚きました。




2012/11/3
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廃祠

2015-03-20 00:58:00 | 廃墟C


 富士の樹海は、富士山の噴火に因って溶岩が流れ、その溶岩の上に森林が出来たものであり、まだ1200年程しか経っていないそうである。

 富士山は、霊山、信仰の対象でもある。

 当日私は、紅葉を見に行こう(撮ろう)と思い、適当なスペースに駐車し、林の中へ入って行きました。









 静かで、冷たく澄んだ空気、人っ子一人いなく、聞こえるのは、私の落ち葉を踏む足音だけ、とても癒される。

 何枚か撮影していると、人の足音が"ガサ、ガサ"と近づいて来たので、あれ?と思って、そちらを見ると、キャップをしリュックを背負った50代位の男の人がこっちへ歩いて来る。

 私は「へぇーどんな場所にも人っているもんだなぁ」と思いました。

 男性と擦れ違う時
 私「こんにちは」
 男性「写真ですか?」
 私「はい、ウォーキングですか?」
 男性「ええ、まぁ、そんなところです。では」と簡単な挨拶を交わした。

 「私ももう少し散策するか」と思い、しばらく撮っていましたが、意外と寒くなって来たし、薄暗くなって来たので「そろそろ引き上げようかな」と思った時





 木で出来た相当廃れた鳥居がありました。

 崩れた階段も先へ続いている様です。

 「こんな所に、何だろう?神社か何かがあるのかな?ちょっと薄気味悪いけど、行ってみよう。」

 私は、恐る恐る鳥居を潜り、崩れた階段を上げって行きました。

 階段を登った後は、獣道の様になっていて、しばらく進むと





 「ゎぁ~、やっぱりあっちゃったかぁ~、神社?お堂?祠?」
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下芦川分校 終

2014-08-17 07:29:00 | 廃墟C
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 初秋蚕飼育標準表が貼ってあります。

 山梨県蚕業試験場
 養蚕販売農業協同組合連合会
 蚕種事業協同組合の表記がされています。





 養蚕器具が色々残っていますね。





 練炭コンロやストーブが幾つも見受けられます。

























 かなり癒されました。そろそろ撤収します。

 山並みの緑が綺麗で、澄んだ小川が流れている長閑な集落に在る廃校、ノスタルジーに浸って観て来ていますが、その裏では、廃校が増加している問題等もあり、考えると複雑ですので、なるべく意識を探索に集中しています。この廃墟巡りの旅の続きは、またの機会に掲載します。
2010/07/17
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下芦川分校 2

2014-08-16 15:05:00 | 廃墟C
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 教室内です。













 クラスは、一年生と二年生の一組、三年生と四年生の一組、二クラスしかなかった様です。

 下九一色小学校に統合された後、市川三郷町立上野小学校へ統合されました。





 廃屋としての雰囲気は良いのですが、廃校っぽい物が残っていません。
 と言うのは、廃校後、蚕業の場に転用されていたらしいのです。





 蚕業に関わる器具等が多数放置されています。
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下九一色小学校下芦川分校

2014-08-15 22:38:00 | 廃墟C


 長閑な田園風景が広がる、山岳地帯の集落に残る廃校を探検してみます。

 以前掲載した”ニュー○ーヤル”から廃墟仲間と廃墟巡りをスタートして、色々巡り、最後に訪れた分校です。

 周辺は、小さな集落しかなく、絵に描いた様な田舎の風景があり、ずっと景色を眺めていると、とても癒されます。

 訪れた時期は夏ですが、風が涼しいのか暑さを忘れていました。

 「あ~いい景色~...」

 あ!眺めていたいけど、廃校へ行かないと!





 時代劇に出て来そうな道を上がって行きます。

 この風景からして、歴史がある学校だと言う事を想像させますね。





 到着しました。

 これは、相当古い建物ですね!

 校庭は、畑になっている様です。





 石碑があります。

 ”下九一色小学校 下芦川分校跡地”と彫ってありますね。

 紫陽花が綺麗に咲いています。





 校舎に近付いてみます。
 大分傷みが激しくなって来ている様ですね。





 玄関の扉が無くなっているので、ここから見学させてもらいましょう。





 この通路を児童達が行き交っていたのでしょうね。





 棚にはぁ、残留物がありますね~、火鉢や瓶とか...ん?
 ギャww!カマドウマが何匹かいるw!





 石油ストーブがあります。
 豪雪地帯ですからね、木造校舎だし、冬は相当寒かったでしょう。

 創立が1876年(明治9年)で、1954年(昭和29年)に改築されている様です。そして、1974年(昭和49年)に廃校となっています。
 廃校から36年(訪問時)経っています!熟成期を超えて崩壊期へ入っています。訪問して置いて良かったです。





 ここには、古新聞等がありますね。
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