フライング・ダイナソーに乗った後、時計を見ると14時40分。
14時から並んだはずだから、待ち時間の表示はけっこう正確なんですね。
そして、この時間なら呪術廻戦4-Dに間に合いそうです。
しかし、場所が分からず(汗)
こんな看板があったような気がしてたんだけど、ここじゃないー。
小走りになって探し回って、たどり着いた時にはもう入場時間を過ぎていました。
まあ、ハリポタには間に合いそうなので、次のターンで入場。
・・・足を休めるのにちょうどよい時間だった、ということで。
アニメを見ていないので、何がどう面白いのかよく分かりませんでした(^^;
15時40分、人でごった返すミニオン・パークへ。
映画は少し見ただけなのでストーリーは覚えていませんが、ミニオンは知っています。
こういうヤツですよね(笑)
ミニオンというのは生物名で、それぞれに個体名があることを初めて知りました。
中に入るほどの時間はないので、建物の外観だけ。
よく見ると、いたる所でミニオンたちが暴れていましたw
無邪気で可愛く見えるけど、最強悪党に仕えるのが生き甲斐なんだとか。
不思議な生物ですね。
どこからか垂れ下がってきたスパイダーマン。
キティちゃんもいました。
あれ?サンリオのキャラがこんな所にいていいの?
どうも、女優になるためにUSJで修行しているのだとか。
知らんけど(笑)
16時半になりハリーポッターのエリアへ行くと、どうもフリーで入れるようです。
それなら、もう少し明るいうちに行けば良かったなぁ。
後で知ったのですが、ニンテンドーワールドが出来てから人気が分散し、整理券が不要になったのだとか。
まあ、待ち時間があると思ったから他のエリアを見る気にもなったので、それはそれでヨシとしましょう。
しかし、中に入ってみると・・・ここも人が多すぎでしょう(汗)
周りの建物が高くて薄暗いこともあり、非常に歩きづらいです。
やっぱり人数制限は必要なのでは?と思ってしまいます。
なお、エリアの正確な名前は「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」。
長いので、やっぱりハリポタのエリアと略します。
ユニバにハリポタができたのは2014年。
映画は2001年の「賢者の石」から始まり、2011年の「死の秘宝」で完結。
作品自体は1995年発表なので、コンテンツとしては新しいものです。
ニンテンドーワールドができて人が減ったと言われても、まだまだ人気のエリア。
そんなハリポタですが、実は、私は最初の2~3作品しか観ていません(汗)
3作目辺りから話が重くなってきて、画面も終始薄暗いし、ちっとも楽しくないんだもん。
主役の子たちが成長してしまったことも、観なくなった理由のひとつかも知れません。
それなのに、どうしてハリポタに行きたかったのか?
その理由は単純で、ハリポタの舞台が私の好きなイギリス文学の世界と重なるから。
光沢のある石畳とか、建物とか、しっとりしたブリティッシュ・グリーンのイメージ。
具体的には「アナザー・カントリー」とか「モーリス」の、あの感じですね。
そして、ここに来るなら絶対に寒い季節と決めていました。
これを真夏の太陽の下で見たら、せっかくの雰囲気が台無しです。
かといって、真冬だとたぶん寒すぎてつらい。
そういう意味では、薄手のコートでちょうど良い今日に来て正解でした。
先に進んでいくと、ホグワーツ城が見えてきました。
こんなに大きな建物でも、他のエリアからは1ミリも見えない(見せない)のがすごいです。
ニンテンドーワールドはこのエリアの隣にあるのですが、もちろんどちらも見えません。
まあ、見えたら世界観がブチ壊しですから、そこはちゃんとしているのでしょう(笑)
ハリポタのエリアでは、杖を使って魔法をかけることができます。
杖を振ると、物を動かしたり炎を出したりできるようです。
ただ、杖の振り方にもコツがあり、簡単には成功しません。
見ず知らずの人に、動画モードでスマホを向けられるのは、相当なプレッシャーでしょうね(笑)
人をかき分けるように奥へ進み、エクスプレス・パスが使えるライドへ。
待ち時間は100分くらいでしたが、パスがあるのでわりとすぐに乗れました。
スムーズすぎて、城内の様子をじっくり見ることができなかったのは残念。
ライドは、360度の3D映像に動きが加わって、本当に飛んでいるかのような錯覚に陥ります。
ただ、最初のうちはまだ良かったのですが、没入するうちに酔ってしまいました(汗)
17時になると、空は薄暮から紫に。
水面に映るお城は夢のような美しさでした。
街並みに明かりが灯ると、本当に雪が積もっているように見えます。
でも、イギリスには高い山がないせいで、雪が積もることはほとんどないのだとか。
さすがに日が落ちると寒くなり、風情を味わう元気もなくなってきました。
ここもレストランは大行列ができているし、もう、ここでやることはなさそうです。
とりあえず、満足^^
17時20分、マジックアワー。
午前中は雲がありましたが、気温が下がる午後から次第に晴天に。
ジェットコースターのシルエットがきれいです。
最後は、エクスプレス・パスで入れるスパイダーマンへ。
ここのライドには10年前にも乗りましたが、当時はアナログ映像で安っぽい印象でした。
それが今では4K3D映像になり、乗り物酔い寸前のクオリティになっていました(笑)
昔と今の比較ができた唯一のライド。
映像技術の進化をしみじみと感じました。
17時40分、辺りはもう真っ暗です。
ニューヨークエリアでは、「NO LIMIT!クリスマス・ツリー」とプロジェクションマッピングのショーをやっていました。
USJのキャッチコピー「NO LIMIT!」は「制限なし」という意味。
コロナ禍で繰り返し使われた「行動制限」という言葉が、遠い昔のことのように思えます。
USJの混雑っぷりは、まさに制限なしという感じでした(^^;
それでも、コロナ前の混雑と比べたら、まだまだ空いている方なのでしょうね。
インバウンドの皆さんが戻ってくる前に行けて良かったです。
18時、退場。
この日の営業は19時までのはずですが、入場する人は途絶える様子がありませんでした。
年間パスの人なのか、再入場なのかは分かりませんが、夜の雰囲気だけ楽しむのも有りかも知れませんね。
そういえば、10年前に初めてUSJへ行った時、一番印象に残ったのは「ターミネーター」のアトラクションの前説でした。
赤いスーツを着た女性が放つ関西弁の毒舌トークは、世界観ブチ壊しだったけど、とても面白かった記憶があります。
綾小路麗華さんという方で、ネットを探したら動画が出てきて、懐かしく拝見させてもらいました^^
(おまけ)
ユニバでの戦利品は、クリボーのキーホルダーとハリーポッターのタオルハンカチ。
早速使おう^^
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