初めて撮った神原のしだれ桜

寒かった金曜日から一転、土曜日は朝から気持ち良いお天気に。
昼間の桜も見たいよねーということで、朝からロドでお出かけ。
生息エリアにほど近いところにある「神原のしだれ桜」を見に行ってきました。

神原のしだれ桜は、温暖な西日本では珍しい大木で、推定樹齢は300年以上。
広島県の天然記念物にも指定されている、けっこう有名な桜です。
広島在住の写真愛好家であれば、一度は撮ったことがあるのではないかと思います。

しだれ桜は、西風新都のこころ団地から、石内に抜ける道に入ってすぐのところにあります。
昔は、交通量のわりに道幅が狭くて離合が大変で、気軽に見に行ける場所ではありませんでした。
といっても、まだ梶毛ダムがなかった頃なので、相当昔の話ですね（笑）

それが今ではこの通り。
一部狭いところが残っていますが、それ以外は広くて走りやすい道になりました。
ただ、ちゃんと待つところで待たないと、こんな感じでお見合いの列ができてしまいます。

ここのＲが少しきつくて、団地から来た車が勢いよく入ってくると、インに寄せ切れずに膨らむんですね。
対向車が来ていたら、その手前でまっすぐ止まって待つのが正解。
全くすれ違えない訳ではありませんが、相手がトラックだとけっこう大変です。

石内方面から上ってきた車は、センターラインがなくなるところで待つほうが安全でしょう。
それさえ分かっていれば、その先でお見合いにならずに済みます。
これで私も、次から安心してここを通り抜けられそうです（笑）

近くには、車が15台程度は停められそうな駐車場もできていました。
ただ、すぐに埋まるうえに皆さん滞在時間が長いので、なかなか空きません。
駐車枠もないので、雑に停める人がいたらぶつけられそうで怖いです（汗）
なので、私はショッピングセンターに車を置いて歩いて行きました。
徒歩10分くらい。

と、ここまでが現地の様子。
人も車もいっぱいで、ちっとも風情が感じられない写真ばかり載せました（笑）

ここからは、デジイチで撮った写真。
まあまあ長い写歴の中で、「神原のしだれ桜」を撮るのは、実はこれが初めてです。
家から近いとは言え、昔の狭い道の印象が強くてなかなか足が向きませんでした。

人が多いので、カメラを構えて人がいなくなるのを待ちながらの撮影になります。
菜の花が咲いていたので、低い位置からあおって撮ってみました。
黄色が入ると、春らしい感じが出ますね。

樹齢300年以上ともなると、幹も大きく背も高くて迫力があります。
樹高は約10ｍ、幹囲は2.42ｍあるとのこと。
それが２本並んで立っているので、花が咲くと枝が重なりあってさらに大きく見えるようです。

ネットの情報では満開だと書いてありましたが、もう少し咲きそうな感じです。
そういえば、開花予報の「満開」は、実際には八分咲くらいを指すのだそうです。
満開だと聞いて現地に行ったら散り始めだった、ということがないようにするためなんだとか。

まあ、自然のことなので、急に咲いてあっという間に散るということもあるでしょう^^
この陽気と花の開き具合から、たぶん明日が満開ですね。
でも、明日は別の予定があるので、ここの桜はこれで見納め。
また来年、トライしてみます^^

しだれ桜を撮った後は、そのまま下って梶毛ダムへ。
昔のゲーム仲間が建設工事に入っていたので存在は知っていましたが、ちゃんと見たのは初めてです。
元気にしてるかなぁ。

見下ろすとけっこう高くて、堤高は49mあるそうです。

渡ることはできますが、対岸のこころ団地へ行くことはできません。
降りることもできないので、ただ眺めを楽しむだけのダムということで（笑）
ちなみに、私は集めていませんが、管理事務所でダムカードがもらえるそうです。

ドライブついでに、義母が眠る平和霊園にも行ってみました。
お墓参りをするのはたいていお盆か年末で、春には行ったことがなかったんですね。
桜がたくさん植えられていることは知っていましたが、実際に咲いているところを見るのは初めてです。
これはキレイ！

ここは眺めも良いので、春はお墓参りを兼ねてお花見をする人も多いそうです。
最初は不謹慎だと思っていましたが、逆に故人も寂しくなくて良いのではとも思いました。
来年は義父も一緒に連れてきて、お弁当を広げても良いかも知れませんね。
賑やかになれば、きっと義母も喜んでくれるでしょう。