は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

カサブランカ

2008年05月01日 | weblog
私が就職したのは、いわゆる「バブル」の頃。
特に何の目的や夢もなく、ただ給料がいいというだけで選んだ会社に、かれこれ17年勤務しています。
結婚前は「転職して一生の仕事を探したい」なんて思ったこともありましたが、今はもうそんな気力も体力もなく、定年まで元気で働けたらなぁ・・・と思っています。

先日、伴侶が会社を辞めました。
と言っても、契約が切れて次の契約先に移るだけの話なので、明日からプーという訳ではありません。
ただ、これまでで一番長く働いた会社だったので、盛大な送別会をしてもらったようです。

その日はお酒を飲んで車を置いて帰ってきたので、翌朝に伴侶を会社のそばの駐車場まで送って行きました。
ロドを買ってから、何度も伴侶を送り迎えした道。
生活道で道幅が狭く、道路にはみ出した電柱だの、深い側溝だのクランクだの、対向車がダンプカーだの・・・ロドに乗りたての私にはかなりの難所でした(汗)

寄せすぎて脱輪したり、道路にはみ出た何かでボディを擦ったり。。。
最初の頃は、時間がかかっても遠回りしてその道を避けたものですが、最近はトレーニング的にその道を選んで使っていました。

「この道を通るのも、これが最後かも知れんねぇ・・・」

いまだにダンプカーとすれ違う時は、車の位置が見切れていなくて、手前で減速したり止まったりしては、後ろの車からクラクションを鳴らされることもしばしば。
それが克服できなかったのが、ちょっと心残りです。

これから人と会う約束があるとかで、伴侶はそのまま車で何処かへ行ってしまいました。
私は、伴侶が送別会で貰った大きな花束を助手席に積み、来た道を引き返しました。


カサブランカの強烈な香りは、あっという間にロドの狭い車内を満たし、たまらず窓を全開にします。

「帰ったら活けてあげるからね」

それにしても大きな花束!
私の職場でも契約社員さんなどが辞める時には送別会を開きます、花束までは用意していないかも。
それだけ惜しまれて辞めていったんだろうなぁ・・・と思うと、何だかグッとくるものがありました。


「退職する日か・・・」

バブル入社の私には、同期社員が50人近くいました。
それが1人辞め、2人辞め、今では半分以下に。
このまま定年退職するとして、その時に果たして何人の同期社員が残っているんだろう?
そして私はその時、周囲から惜しまれて辞めることができるのかな?
こんなに大きな花束(しかもカサブランカ入り)をもらえるのかな?

・・・っていうか、定年退職まで働かせてもらえるのか??
働かせてもらえなきゃ、非常に困るんだけど(^^;


家に戻って、大きな花束と格闘。。。
そのまま飾っておいてもいいんだけど、やっぱりちゃんと活けてやった方が長持ちしますよね。
花用のハサミがないので、台所の肉切りハサミで代用(笑)



よし。今回はなかなか上手にできたw
大きなカサブランカの蕾がちゃんと咲くといいなぁ・・・。
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2 コメント

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いろいろ考えちゃいますね。 (タニ@山口NA)
2008-05-03 23:15:26
ロドの助手席に花束が素敵ですね♪
僕も将来定年まで働けるかは微妙ですが、ロドとロド仲間とイベントのおかげで、定年後に抜け殻のようになる事は無さそうです。趣味に費やせるほんの少しのお金と気力・体力があれば…ですが(笑)。
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定年後も (奈々)
2008-05-04 01:18:24
花束を乗せると、モノトーンの車内が一瞬にして華やかになりました。
キレイなので、ずっと乗せていたい気分でしたヨ^^

定年後は・・・朝5時頃から集まってミーティング?
考えただけでも楽しそうです(笑)
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