は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

北陸STAY ~3日目・金沢市内観光

2019年11月14日 | 旅行

北陸旅行の最終日は、金沢市内の観光名所を一気に巡ります。
あまりゆっくりできないので「見た見た撮った」という観光になりそうです(^^;

朝8時、チェックアウト。



まずは近江市場から。
昨晩はここでカニを食べたけど、市場にカニが並んでいるのは見ていません。



こんな感じなのねー。
見た見た、撮った!(笑)
お店によっては「撮影禁止」という貼り紙をしている所もあったので、パッと撮ってサッと通り過ぎました。



昨晩と同じルートで主計町茶屋街へ。
いい雰囲気です。



空気もそんなに冷たくないし、風もないので快適です。
橋の映り込みがきれいですね。



ひがし茶屋街は、この時間だとお店はまだ開いていないけど、観光客が少なくて風情ある町並みを楽しめます。



空がスッキリして見えるなーと思ったら、電柱や電線がないんですよね。



この辺りは、裏通りから配線することで、メイン通りの電柱をなくしているのだそうです。
これは「金沢方式」と呼ばれ、低コストで無電柱化が実現できるのだとか。



ベンガラ色の建物と、澄んだ青空とのコントラストがきれいですねー。
こういう色は、明るいところでないと撮れません。



9時頃になると、徐々に観光客が増えてきました。
20人ほどの団体と入れ替わりで、次の目的地へ歩いて移動。



金沢城と兼六園と21世紀美術館は、隣接したエリアにあります。
行くとすれば、ルートとしては金沢城が一番近いのですが、友人から「平日でも激混み」と聞いていたので、先に21世紀美術館へ。
ひがし茶屋街からここまで、徒歩で約20分かかりました。



展示施設には無料と有料があり、無料のエリアは9時から見ることができます。
まだチケット売り場は開いていないようだったので、無料の展示を見て待つことにしました。
こちらは「タレルの部屋」という作品で、壁に囲まれた広い空間の天井がくり抜かれている空間。
ここで、しばらく何も考えずにボーッとしていたら、いつの間にか受付が大変なことに。



私が受付に並んだのは9時40分頃で、その時はこの人数の3分の1くらいでしたが、時間を追うごとにどんどん人が増えていきました。
また、チケットを購入した人の入場待ちも長い列になっていました。

時間がかかるのは、これだけ混雑するのにチケットが手売りで、口頭で有料展示室の説明をしているからなのではないかと思います。
名古屋市科学館と同じような状況ですね。
いずれにせよ、友人のアドバイスで早く来ておいて良かったです。



常設展にもかかわらず、これだけ人が来る現代美術館ってすごいです。
何がそんなに人を集めるの?という問いの答えは、おそらくこの「レアンドロのプール」と呼ばれている作品。
私も含め、ほとんどの人がこれを目当てに来館しているのではないかと思います。



上から見ると、まるでプールの中に人がいるように見えるんですね。
下からは、水中から空を見ているような感覚になります。
すばらしいことに、あれだけ混雑していながらも、ここだけは秩序が保たれていました(笑)
「他人に邪魔されずに写真を撮りたい」という想いが一致しているのか、この梯子のところで撮るために順番待ちをするんですよね。
そして自撮りしている人には、どこからともなく「撮りましょうか」という支援の手が差し伸べられる、やさしい空間でした。



11時半には他の展示室もひととおり見終え、美術館の近くにあった「金澤ななほしカレー」で早めのランチ。



金沢はカレーも名物ということですが、それとは違う独自のオーガニックなカレー。
ルーが2種類選べて、小さなスープとデザートもついて1000円。
金沢は加賀ほうじ茶も有名なので、ドリンクにはアイス加賀ほうじ茶を選びました。
食べ物の名物が多い土地ってイイですね^^



ほどよく休憩できたところで、次は兼六園へ。
ちょうど、雪害から樹木を守るために施される「雪吊り」が始まっていました。



木の下側に目をやると、枝の1本1本に縄がかけられています。
時間のかかる作業だということがよく分かりますね。



ちょうど作業中の木もあり、作業風景を見ることができたのも良かったです。
思えば、白川郷でも屋根の葺き替えをやっていたし、旅行が11月上旬というのはタイミングが良かったのかも知れません。



金沢といえば和菓子も有名ですよね。
せっかくなので、お抹茶でもいただきながら甘いものを食べて休憩。
残念ながら「兼六だんご」は売り切れで、和菓子付きのセットで「旅衣」という羊羹をいただきました。
大きな栗が入っていて美味しかったです。



少しだけ疲労が回復したので、最後は金沢城を攻めます(笑)



と言っても天守閣はなく、櫓門や三十間長屋などの周辺施設?があるだけで、正式には「金沢城公園」といいます。
敷地面積は約24ヘクタールで、広島の平和記念公園が原爆ドームを含めて約12ヘクタールなので、その2倍。
広い公園内に復元された施設が点在しているので、見る時間よりも移動に時間がかかります。



金沢城は「石垣の博物館」と呼ばれるように、様々な構造の石垣が見られるのが魅力でしょうか。



石垣の説明展示などもあり、石垣好きには楽しめる内容でした。



さあ、帰ろう!と思って園内マップを見た時、これを見ていないことに気づいて大慌て。
城主・前田利家の像は兼六園寄りの道路の緑地にあったので、また広い公園内を戻る羽目に。
ただの銅像とは言っても、もうここに来ることはないと思うと、見ておかなきゃなーと思いますよね(笑)



16時、金沢駅から帰宅の途へ。
サンダーバードの車内で、小腹用に買ったお土産を食べました。



車内からは、同じ方向に延々と橋脚の工事現場が見えていました。
北陸新幹線の延伸工事のようです。



高いクレーンが何基も続く光景は、遠くへ行きたいと思う旅心を揺さぶられます。



ずいぶん出来ている区間もありますね。
2023年には敦賀まで、2030年には新大阪まで延伸して全線開業とのこと。
サンダーバードで乗り換えなしで行けるうちに、もう一度金沢に行きたいと思います。
次は金沢から北陸新幹線に乗り換えて、新潟とか富山に行ってみたいなー^^

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