は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

昭和のCarにばる 2010

2010年05月16日 | 
今月は年中行事が多いです。
フラワーフェスティバル、OASISときて、今度は「昭和のCarにばる 2010」です。
今年も無事に開催されました。

初めての開催だった昨年は大雨で、今年は大丈夫かな~と心配していたのですが、当日は降水確率0%の大快晴。
私たちも幌を開けて、青空と新緑を楽しみながら会場に向かいました。



今年は参加者のガレージセールもあって、車のイベントらしい雰囲気。
これで会場が砂地じゃなかったら、もっと良かったんだけどなぁ。
せっかくピカピカに磨き上げられた車も、砂埃を被ってしまいます。



昔は何を見ても興奮していたものですが、今はどれも見慣れてしまった感じ^^;
こういうイベントが開催されるのは嬉しいのですが、やはり何か「目玉」があって欲しいと贅沢なことを思ったりもします。
展示方法にも、もう少し工夫が欲しいです。
せめて、車の名前と製造年くらいは分かるようにしておいて欲しいかな。
並べるのも、できれば年代別がいいなぁ・・・と。



お友達がえらく喰いついた車(笑)
レシプロエンジンのコスモで、このグレードは非常に珍しいとのこと。



これくらい、珍しいことが分かりやすければ、私も一生懸命見るのですが^^;
ああ、名前を忘れてしまったッ。



運転席に座っても良いとのことで、記念撮影。
シートはアンティークの椅子のような座り心地で、スプリングの弾力を背中に感じます。
オーナーさんに乗り心地を尋ねてみたところ、馬車に乗ってるみたいなんですって。



また、アクセルペダルがなく、ステアリングのところにスロットルレバーがついています。
ハンドルは手綱みたいなものなんですね。ちょっと感動w



で、もっと感動したのがこちらの車。
私が生まれる前から走っているダットサン・ブルーバード。
以前、府中市で行われた旧車のイベントでも注目した車です。
シングルナンバーというのもさることながら・・・



たぶん、これを見るのは初めてです。
クランク始動と呼べばいいのでしょうか?
セルモーターがなかった頃の車は、このようにクランク棒というのを突っ込んで、エンジンを始動させていたのだそうです。
えいッ!っとばかりに体重をかけて棒を回すと、ブロロロ~とエンジンがかかりました。
思わず拍手w



長い歳月には色々なことがあったようで、壊れたホーンボタンの代わりに何かのブザーのボタンが付いてたり、ハザードスイッチを自作してたり。
こんなに古い車だと、修理しようにも部品がないでしょう?と訊くと、オーナーさんは言います。
「車は少々のことじゃ壊れないように作ってあるもんなんだよ」
壊れた時は壊れた時。
でも、そう簡単には壊れないから、心配しなくていいんだよ、ということでしょうか?

私のロドなど、このブルーバードに比べれば新車みたいなものですものね。
何だか、すご~く勇気付けられました^^


今回は晴れていたこともあり、ボンネットを開けている車が多かったのですが、どの車もエンジンルームがきれいに磨き上げられていました。
そこまで大切にメンテナンスされている車だからこそ、平成の時代になってもなお、輝きを失わずに走り続けているのでしょうね。
コメント (4)    この記事についてブログを書く
« カフェドライブ ~BREEZE(... | トップ | 肉食系 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も行ったいったー! (momo)
2010-05-20 13:32:54
今年は天気もよかったから昭和の車たちも輝いてましたね^^
最後の写真、『物を大切にする』なんだか日本の古きよき時代がうかがえる様な気がします。

会場から駐車場に向かう途中、ご年配のご婦人の方が『まぁ!あれはスカイラインかしら!?』と小走りされていったのが印象的でした(笑)

そして駐車場で色んな車を眺めて喜んでいたのは内緒です
返信する
いい天気でしたね (よっしー@さいたま)
2010-05-20 23:59:49
このイベント、決して高価ではない、当時よく見た普通のクルマたちが参加しているのが好ましいですね。
中央のイベントでは、この日しか走らないんじゃないかと思うような、すんごいヒストリーを持った、値段のつけられないようなクルマが幅をきかすイベントも多いですからねえ(まあ、それはそれで面白いけどね)。


クランク始動デモ(?)とはオーナーさん、見せ方を良く判ってらっしゃる。バンパーに穴が開いているクルマを見ると、コレを期待しちゃうよね。
310ブルーバードは「セルモーターは付いてるけど、クランク始動もできます」てな時代のクルマよね。それだけ当時の電装系は弱かったってことかな。

それにしても、シングルナンバー、いいなあ。いくらオカネをかけてクルマを綺麗にしても、これだけは手に入らないもんねえ。維持する責任も重大ですが・・・。



今年は族車はいませんでしたか?
返信する
>momoさん (奈々)
2010-05-22 01:14:15
年配の方は、目尻を下げて懐かしむように見物してました。

単なる趣味の車ではなく、その時代を生きてきた車たち。
そして、共に時代を生きてきたオーナー。
それらが合わさってこそ、価値があるのだと思いました^^
返信する
>よっしーさん (奈々)
2010-05-22 01:20:12
どれも現役で走っている車です。
だから面白い^^
クランク始動は本当に珍しくて、何度か披露してたみたいです。

シングルナンバーの車には、畏敬の念を抱きます。


族車は・・・。
それと対して差がない車はけっこういました^^;
車もですが、人も何となく近寄りがたい印象でした。
返信する

コメントを投稿