春からのコロナ禍で、いまいち行く気になれなかった県外への旅行。
今年も残すところあと少し。
GO TOトラベルも始まり、そろそろいいかな?と思い立ち、和歌山県の白浜に行ってきました。
朝はゆっくりめに家を出発。
11時台の「特急くろしお」に乗り、揺られること約2時間。
1人席に座りたくてグリーン車にしましたが、グリーン車よりも指定席の方が空いていました。
ちょっと失敗したかなー。
みんな、考えることは同じなんですね(汗)
特急には車内販売がないので、新大阪駅構内の売店で「パンダくろしお弁当」を購入。
パンダのおむすびには味がなく(せめて塩味くらいほしかった)、ただパンダの可愛さを愛でるだけのお弁当でした(笑)
白浜駅に到着。
今回は現地での大移動があるので、旅の友にレンタカーを手配。
タイムスだから、デミオかアクアあたりかなーと思ったらソリオが来た。
エンジン音はウンウンと煩かったけど、目線が高くて車両感覚も掴みやすく、乗りやすいクルマでした^^
最初の目的地は、京都大学白浜水族館。
施設は全体的に古いけど、学術展示っぽい説明や見せ方がイイ感じ。
こちらが大水槽?
古い施設にありがちな水槽の曇りはなく、魚が良く見えますね。
ひとつの水槽に1種類の魚というのは、実に分かり易くて良いです。
おや、こんな説明ボードが!
私の大好きな系統樹じゃないですかーw
水槽の説明にも「刺胞動物門・花虫網・イシサンゴ目」のように、種目ラベルが付いています。
この水族館の特長は、無脊椎動物の展示が多いこと。
展示種類数は、日本有数の規模を誇るそうです。
どうりで、魚よりもサンゴやナマコみたいな生物が多いと思ったんですよね。
だからこそ魚はこういう展示になってしまうのかな?
水槽のテーマは「深み」
陸棚下に住む魚ということですが、タイトルがエモい(笑)
ここは水族館じゃねーのか?違うのか?
とツッコミを入れずにはいられない、この水槽のタイトルはズバリ「水族館」です(笑)
この水族館で育てたサンゴ礁魚類ということで、思い入れがあるのかも知れませんね。
当初は1時間くらい滞在する予定でしたが、小規模の水族館だったので30分で見終えてしまいました。
これなら、最終日に行く予定だった「白浜美術館」にも行けそうです。
水族館から車で5分程度のところにある美術館。
ヒンドゥー教の神々の仏像が展示されているのですが、何故か歓喜仏ばかり(^^;
屋外にある「歓喜神社」には、いわゆるナニやアレが所狭しと祀られていました。
しっかりモザイクを入れておきますー。
まあ、温泉街らしくていいかなーということで(笑)
来た道を戻り、途中でチラ見した景勝地「円月島」を遠くから見物。
夕陽スポットらしいのですが、日没まではまだまだ時間があるので、写真だけ撮って移動。
15時半、予定どおりホテルにチェックイン。
おひとり様の連泊プランは数が少なく、予約が取れたのが奇跡。
白良浜(砂浜はそう呼ぶ)に面したオーシャンビューのお部屋ですw
GO TOトラベル割引と地域共通クーポン5千円分が付いて、ほぼ半値で泊まれました。
ただ、交通費が往復3万円以上かかるので、ホテルだけではあまり恩恵はないのかも。
荷物を置いて一息つき、早速こちらへお出かけ。
ホテルから徒歩10分ほどのところにある公衆浴場「崎の湯」です。
海に突き出ている露天風呂で、一番海に近いところでは満潮時に波を被ります。
なかなか経験できないことなので、わざと先端の方へ行ってはバッシャーン!(笑)
営業終了ギリギリまで粘り、意気投合した1人旅の女の皆さんと一緒に、お湯の中から夕焼けを眺めました。
湯から上がると今まさに太陽が沈むというところで、残っていた女の皆さんと一緒に見届けました。
短い時間ではありましたが、旅の良い思い出になりました。
ホテルに戻る前に、夕闇に染まる白良浜をお散歩。
もう観光客の姿は見えません。
時間を追うごとに美しくなる夕景に、何枚も写真を撮ってしまいます。
海辺を歩くこと自体、ものすごく久しぶりですからね^^
気付けば辺りはすっかり暗くなっていました。
東の空には大きなお月さまが。
夜の砂浜(といってもまだ18時前ですが)もいいですね。
崎の湯でたっぷり潮を浴びてしまったので、食事の前に大浴場へ。
源泉掛け流しで、二種類の塩泉が楽しめました。
朝夕食事付きの宿泊プランしかなく(むしろ珍しいのですが)、晩ご飯は会席料理。
見るからにお腹いっぱいになりそうな量でしたが、時間をかけて何とか完食しました。
いつもなら食後にも温泉に入るところですが、明日に備えて早めに就寝。
(つづく)
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