夜のドライブ

家にいると、会社の空調がいかに効いているのかが良く分かります。
暑い・・・というか、蒸し暑い。
久しぶりの青空に、部屋という部屋の窓を開けて風を通しました。

そういえば、もう２週間ロドに乗ってないな。。。

太陽が傾くのを待って、夕方からお出かけ。もちろんオープン。
梅雨が明けたと聞いただけで、空の見え方や風の感じ方がこんなにも違うものかと、不思議な気分です。

カナカナ・・・と蝉の声。
夏です。

残照に色づく雲に、また、あの衝動が押し寄せます。

遠くへ行きたい。

でも、しばらく走ったところで右足にイヤな感覚が。
あらら・・・足が攣ってきちゃった（汗）
２週間、運転しなかったせい？
それとも、何か栄養が足りていないのでしょうか？

県境を越えて走れる時間ではなく、聖湖辺りまで走って引き返そうかと思っていたけど、このまま走り続けるのは無理そうです。
それで、もう見ごろは過ぎているかも知れないけれど、ホタルを見に湯来温泉に行ってみることにしました。



19時頃だけど、まだまだ空は明るくて、駐車場の車もまばら。
早めに来て待っているのか、アイドリングしている車も数台ありました。
温泉でも入って待っていれば良かったのですが、急に思いついたので温泉セットを持ってきておらず、周辺をブラブラして時間を潰しました。

20時頃になってようやく辺りが暗くなり始めると、湯来ロッジの裏の川沿いに人が集まってきます。



フェンスがないので危ないからなのだろうけど、外灯が灯されてちょっと邪魔。
そのうえ、向かってくる車のライトが煌々と照らすので、ホタルを鑑賞する環境ではないなぁ、と。
そして一番苦痛だったのは・・・周りが騒がしすぎ（笑）
私が１人で来ているから、余計にそう思うのかも知れないけど、もうちょっと静かにできないかな・・・。

20時半頃、最初の１匹が点滅すると「お～」という歓声が上がり、見物していた人たちが一斉にそちらに流れ、また別のところで光ると「お～」と言って移動する。

それから少しずつホタルが増え始めると、今度はカメラのストロボを焚くバカ者が続出。
鑑賞マナー以前に、ストロボを焚いてもホタルの光は撮れないのだ、ということを教えなければいけません。
せっかくホタルが飛び始めたのに、台無し（＾＾；

でも、しばらくすると見飽きてきたようで、気がつくと私だけがポツンと取り残されていました。
来年は平日に来よう。。。
心を沈め、１人静かにホタルを眺めて、湯来ロッジを後にしました。

帰りは、来た道を戻らずに、少し大回りして可部方面へ。
川に沿って走る道なので、途中で何度か車を止めて川の近くへ行くと、数は少ないけどホタルを見ることができました。

何でもないところで、ふと見るとホタルが飛んでる。
キレイね・・・って心で思う。
そういうのが、いい。

この時期、夜のオープンドライブは最高。
でも、飛んでくる虫はハンパなくデカくて最悪。
フロントガラスがあるから、直接ぶつかる訳ではないんだけど、向かってくるとつい首を避けてしまいます（笑）

できるだけ昆虫にぶつかりたくなくて、山中を走るルートを避けたつもりでしたが、川沿いに虫がいない訳ではなく、山中よりは少ないだけなのね。

しっとりとした夜の風を受けながら、433号～191号を走り54号へ。
結婚したばかりの頃（大問題？）、週末になると可部のゲーセンに遊びに行って、若い子供たちと深夜まで遊んでいたのを思い出します。
伴侶は忙しくて土曜日も家にいないことが多かったので、必然的に（笑）
ロドを買ってからは、回数は減ったものの、運転に慣れるという名目で（途中に２車線以上の道路があるので）時々出かけていました。

あの頃、20代だったコたちも、もう30代。
もちろん私は（当時から）熟女カテゴリーに分類される年齢な訳で。
思い出は、思い出のままでいい。

懐かしさだけ感じてゲーセンの前を通り過ぎ、アーバンな３車線道路へ（笑）
たまには交通量の多い道も走らないとネ。

結局、帰宅したのは22時過ぎでした。
家は相変わらず暑く、素直にエアコンをつけました。
これから、こんな日が続くのでしょうね・・・ちょっと憂鬱（＾＾；