は~ふたいむ

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東京STAY ~大英自然史博物館展

2017年04月21日 | 旅行

今年2度目の東京は、またまた上野。
国立科学博物館で開催中の「大英自然史博物館展」に行ってきました!



今回は飛行機で行ったので、空港で軽くお昼ごはんを食べて、13時頃に上野に到着。
土日祝日は大混雑とのことですが、今日は平日なので余裕で入場できました。



大英自然史博物館は、大英博物館の自然史に関する収集物を独立させた分館とのこと。



自然史と言うだけあって、動植物から鉱物、海のもの山のもの、実に色々なものが展示されていました。



三葉虫の化石。



三葉虫の化石で作ったブローチ。
当時は学術的な価値よりも、珍品というコレクション的な価値の方が高かったのでしょうか?
ちょっと驚きですよね。



こちらはイクチオサウルスの化石。
化石を発見したメアリー・アニングという女性の話は、小学生の頃に漫画で読んだ記憶があります。
確か「恐竜化石のひみつ」という本だったかなぁ?



そうそう、このカジキマグロみたいな上顎。
化石を見た瞬間に分かりましたから、相当な刷り込みです(笑)
その漫画を読んで、女性の古生物学者ってカッコイイな、と憧れを抱いたものです。



そして、これが今回の特別展の目玉、始祖鳥の化石!
世界に10体くらいしかない化石標本の1つで、とても貴重なものです。



二枚あるのは、地層の中にあったのを割って出したからなんだとか。
他の展示物と違って、始祖鳥の姿を浮き立たせるためなのか、これだけは剥き出しで展示されていました。



早々に目玉を登場させてしまったので、ここからは、私が気になった展示物を挙げていきますね。
まずは、大英自然史博物館の基礎となった、ハンス・スローンさんの大量のコレクションから。
サファイアのターバン用ボタン。



おそらくインド。
それでいいのか?(笑)



女子受けの良かった猫のミイラ。
なお、グッズになるなど大人気。



こちらは、カール・リンネの「二名法」に関する植物標本。
二名法(学名)とは、動植物の名前を「属名」と「種小名」で名付けるシステムです。
例えばヒトの学名「ホモ(属)・サピエンス(種)」といった表記法がそれです。
ここに展示されているクリフォードの植物標本集が、二名法の発明に貢献したとのこと。



それまでの動植物の名前は、長くて説明的で、簡単には覚えられないようなものだったようです。
こういうのは「やったもの勝ち」な感じもしますが、画期的な発明ですよね(笑)



ダーウィンの進化論コーナー。



黒いボードに描かれているのはガラパゴス諸島。
ガラパゴスというのは、スペイン語でゾウガメの意味なんだそうです。



同じ生物でも、島によって異なる進化を遂げていて、陸のある島のイグアナはサボテンを食べ、岩場しかない島では藻を食べるとか。
確かダーウィンの話も、小学生の頃に漫画で読んだ(笑)
載ってたのは、学研の科学だったかなぁ。。。



男の子に大人気だったのが、CDのような光沢の体を持つ「プラチナコガネ」
自然界にこんな生き物がいるんですね~、びっくり!



絶滅したサーベルタイガーの骨格標本。
ひと目見て、すぐにそれと分かったのも、たぶん学研の漫画か何かで見たことがあるから(笑)



絶滅した鳥、ドードー。
何の漫画で見たのかなぁ・・・やっぱり学研?



これも分かる。絶滅したリョコウバトだ。
すごいな~、私(笑)



気になる展示物を何度も見返して、展示室を出たのは15時過ぎ。
約2時間、飲まず食わずでトイレにも行かず歩きっぱなし(汗)
さすがに疲れましたが、貴重なものをたくさん見ることができて、本当に感動しました。
来て良かった!



今回も音声ガイドを借りたのですが、ナビゲーターは山田孝之さんでした。
説明の中で何度も出てくる決めセリフ「it's my treasures!」に、勇者ヨシヒコの姿が重なりワクワクしました^^

お宝いっぱいの大英自然史博物館展、会期は6月11日(日)まで。

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