は~ふたいむ

仕事帰りにカフェに寄り道して、一緒にコーヒーなど飲みながら、
他愛のない話をして過ごしたい。そんな時間。

ふらっと小倉 ~門司から下関へ

2022年05月02日 | 旅行

門司港で迎える月曜日の朝。
引っ越しの疲れなのか、体が痛いです。
こういう時、温泉宿なら朝風呂に行くところですが、今回は洋風のホテル。
普通に起床して(でもやっぱりシャワーは浴びる)、7時から朝食。

ロビーから見える門司港。
今日も朝からよく晴れています。

食事はビュッフェ形式で、料理を取るのにビニール手袋を着用。
風を利用した、手袋を触らずに装着できる機械が設置されていました!
コロナ対策は目覚ましく進化を遂げているのですね(笑)
ただ、ビニール手袋はやりすぎ感があるので、個人的には不要だと思っています。
ビュッフェでのマスク着用は、衛生的に安心感があるので、これから先も続けてほしい習慣。

ホテルは門司港レトロ地区の中という、観光には最高の立地です。
朝食後は、チェックアウトの時間まで周辺を散策しました。

ホテルの目の前にあるのは、大正時代に造られた大阪商船門司支店を修復したもの。
現在、時短営業中で10時オープンのため、中に入ることはできませんでした。

門司港駅も大正時代の建物で、2019年にリニューアルしたばかり。
昔、門司には旅行で立ち寄ったことがありますが、修復前の駅を見たことがあるような、ないような。
若い頃には、こういったものに目が向かなかったのかも知れませんね。

中もレトロ!
でも、ちゃんとみどりの窓口や券売機があって、今昔入り乱れた不思議な雰囲気です(笑)

改札もレトロ、でも自動改札!(笑)
写真では分かりませんが、駅員さんもレトロな制服を着ていました^^

駅舎内にある、茶色のファミリーマート。
国立公園や景観保護地区など景観に関する条例がある場所では、よく見られる配色です。
ローソンやセブンイレブンにもありますが、ファミマでは初めて見ました。
レトロな駅舎によく馴染んでいますね。

駅から出て、港を囲む海峡プラザへ。
オシャレな景色の中に、微妙に溶け込んでいる手足の生えたバナナ(笑)
今から20年ほど前に誕生した、「バナナマン」という、いわゆるご当地ヒーロー。
演じていたのは、地元の干物屋の社長さんなのだとか。

ポストもバナナの黄色でカラーリング。
門司港が「バナナの叩き売り」の発祥の地ということに由来しているようです。
ネットで実演動画を見てみたら、思ってたのと違いました(笑)
民謡のようなメロディーがあるんですね。

こちらは「ブルーウイングもじ」という、全国で最大級の歩行者専用跳ね橋。
タイミング良く開橋の様子が見れました。

ここまで跳ね上がります!
開橋が始まって元に戻るまで約20分。
これから渡ろうとしているときに始まったら、待つのがちょっと面倒ですね(笑)

レトロ地区の建物は、全てが古くからあるものという訳ではありません。
手前の建物は、大連友好記念館。
明治時代に大連に建てられた、東清鉄道汽船事務所を複製したもので、1階は中華料理レストランになっていました。
その奥に見えるのは、門司港レトロハイマートという、建築家の黒川紀章氏が設計した高層マンション。
もちろん人が住んでいます。

そのマンションの31階が、展望室として有料で開放されています。
高さ103mで、まだ行ったことのない通天閣と同じくらい。
ここからは、関門橋や下関の唐戸市場や巌流島も見えました。

門司から下関へは、関門橋ではなく国道2号線の関門トンネルを通って移動します。
関門橋とトンネルは、どちらも関門海峡で最も狭い壇ノ浦にあります。
ちなみに、新幹線が通っている関門トンネルがあるのは小倉寄りの海底。
私はてっきり、トンネルは同じ場所で上下に分かれているのだと思っていました(^^;
まだまだ知らないことがたくさんあるんですね。

唐戸市場の駐車場を目指して走るも、駐車場の手前で大渋滞。
諦めて別の場所に停めて歩いて移動しているとき、こんなものを発見。
パラリンピックで金メダルを獲った選手が下関出身で、その栄誉を称えて建てられたもの。
郵便局の前にあるからポストだと分かりますが、遠くからだと気付かないかも(笑)

そして、何故か黒いポカリの自販機。
広島では見たことがないので、ついつい撮ってしまいました(笑)

唐戸市場に到着。
下関といえば「フク」ということで、巨大なフクのオブジェがお出迎え。

平日とはいえGWで人がいっぱい。
さらにお昼時とあって、市場で買ったものをベンチや道端で食べている人がいっぱい。

市場の中に入ると、進むのが大変なくらいの大混雑!
お寿司は一貫200円ほどで買えますが、そういう所には長い行列ができています。
色々なお店で買い回っているのか、食べ物が山盛りの容器を持って歩いている人も。
中を歩くだけで疲れてしまい、買って食べる気力を失いました(汗)

食べたかったのは、フクの唐揚げ。
市場の中で買うのは諦めて、隣接するカモンワーフにあった小さな食堂へ。
唐揚げの他にフライもあったので、両方注文してノンアルビールと一緒にいただきました。
個人的には、フクはこの食べ方が一番美味しいと思います^^

せっかくなので付近を散策。
ここから巌流島に行く船が出ているんですね。
と言っても、知っているのは宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘したことくらい。
時代劇はあまり見ていないので、ストーリーは全然分かりません(笑)

下関水族館の隣の「はい!からっと横丁」で、観覧車に乗って小休止。
1名700円で、12分かけて1周します。

一番高い所で60m。
関門橋は、こちらからの眺めの方がいいですね。
後ろの景色が抜けているので、橋全体の形がよく見えます。
700円はちょっと高いと思いましたが、元を取った気分です^^

そして、乗ったゴンドラは4基しかないシースルータイプ。
足元が透けているので、広々とした関門海峡の景色を楽しめました!
シースルーゴンドラ専用の列に並んで待って良かったですw

その後は唐戸市場へ戻り、自宅用にフクの干物と外郎を買って帰りました。
今年のGWの行事はこれだけで、他には特に予定がありません。
後半の休みは、家の片付けをしながら引っ越し荷物の到着を待つことになりそうです。


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